今宵ワークソング♯１１

快晴。

昨夜のデュオ・リハーサルは多々収穫あり。

木田はフェンダーの最新マシーンから

愛器Gibsonのhumming birdに戻して

素晴らしいサウンドを奏でていた。

やはり音の兼ね合いは基本なんで即ノリに影響する。

俺のギターのタカミネ君と相性が良いんだよね。

そのせいもあって本隊ランブリングスでさえ

何年も演ってないナンバーを試したり

既存曲をアレンジしたりと短いながら濃いリハが出来た。

俺達はどこかでバンド・サウンドを引きずってて

余分な贅肉をデュオでつけすぎる傾向があった。

「やっとわかったぜ。」

あとは想いをノセて２人で音空間を飛び回るだけだ。

よって今夜のサウンド・メイクも至ってシンプル。

ジョアンの機材のみを使用してやらせていただく。

これはこれで良い方向に転がると思うよ。

そして久し振りの共演。

今夜のゲスト・プレイヤーは松村オサムfrom熊本。

ドブロのネックにスライドバーが粘っこく泳ぐ夜。

俺が言うのも何だが決して上手い唄い手ではない彼の

朴訥とした兄貴譲り嗄れ声がスライドとリンクすれば

松村オサムの世界にフッと足を踏み入れてる事に気付くよ。

本当に彼のスライド・プレイを聴いて欲しい。

我らデュオも今年ラスト・ライヴ。

バンドや弾き語りしている人達にも

是非とも足を運んでもらいたいと思ってる。

みんな忘年会やらパーティーやらで忙しいだろうね。

二次会のお供にグッド・ミュージックを（笑）。

俺達もねだってばっかりじゃ申し訳ないから

今夜は今持ってるモノを全部あげるよ。

素晴らしき夜になることを願う。

今宵ワークソング。

本年これにて打ち止め。

ジョアン＋１で演者、スタッフ一同お待ちしてます。