夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

青山君へ

2022-10-12 | Weblog
青山真治監督が3月に亡くなった事はニュースで知っていた。

時間が合ったある日、何気に入った映画館で彼の追悼予告が映し出された。

スクリーンの中の彼は20数年前に初めて会った時よりも随分とスリムになっていた。

そしてとても良い顔で優しく微笑んでいた。

以前、焼鳥屋で面倒な話を延々と聞かされた時とは全く違う顔でね。

映画ユリイカも観に行きました。

あの若く青臭い頃がいとおしく懐かしい日々に感じるよ。

君がこんなに早く逝くなんて想像もしなかった。

ところでさ。

俺で映画を撮らなくて正解だったろ。

きっと監督としてのキャリアに大きな傷がついたぜ笑。

俺はもう少し音楽を追いかけてみるよ。

安らかに眠ってくれ。

じゃあ、また!
コメント
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