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映画「のぼうの城」でく“のぼう”に命を懸けられるか?

2012-11-25 00:09:06 | 邦画
映画「のぼうの城」★★★☆
野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、
山口智充、上地雄輔、山田孝之、
平岳大、市村正親、佐藤浩市出演

犬童一心、樋口真嗣 監督、
145分、2012年11月2日より全国にて公開
日本,東宝、アスミック・エース
(原題/原作:のぼうの城)





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初登場首位スタート、2週連続で好調
3週目も3位と30億円が見えて来た



「原作は和田竜のベストセラー
本屋大賞2位という評判の良い作品の映画化、
史実に基づいたということだけど
侍が名前を名乗り合って戦うという
武士が武士として誇りの持てる時代の
最後の煌めきの日々とでも言うか、
ここでも鉄砲が使われ時代の変化を見せる」



戦国末期、武州・忍城。
城主不在の戦の大将は
領民から「のぼう様」と呼ばれる成田長親、
こんな奴に領民、家臣の命を任せていいのか
だけど忍城城下の領民からは特に慕われ
いつしか関白の大軍2万と戦を交えようと
団結していくのだ。


原作ではどうなっているのか分からないが
ヒマがあれば田畑に出て
農民と親しくしていたから
農民も「のぼう様」の為に命を懸ける気になったのか
そのあたりはやや性急で
見てるこちら側には納得できなかったな、
もっとそのあたりを描いてくれないと
こちらも一緒に戦えない。



開城が決まっていたにも関わらず
使者の態度が悪かったのか
“のぼう”は、「一戦を交えよう」と言ってしまう、
このあたりも「何故」かは
こちらを納得させてくれない、
だからここから始まる戦が「?」でしかなく
勿体ないことこの上ない。



その後の戦いの様子や
“のぼう”の破天荒な行動も
勢いがあり面白く見たので
やはりスタートの部分がもうひとつだったな、
それだけなんとか飲み込めば
この映画は結構本気で作っていて
充分楽しめる作品となっている。



野村萬斎のキャラクターに負うところが
とても大きいが
憎めない人物だということは納得出来た、

でもこんな人が殿様だったら
安心して暮らせるかどうかは微妙だ。


絵空事だからやるならこのくらいで丁度いい、
水攻めのCGも荒っぽかったけど
まあ許せる範囲
ハリウッドだと完全にB級作品と烙印を押されるだろう、
主要人物のその後をナレーションが流れるが
実在の人物を僅かな史実を切り取って
こんな映画を作ってしまうのだから
これはやはり映画の醍醐味だ。



楽しめたけど
破綻している部分もあり
ちょっと勿体なかった。

★100点満点で75点


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