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読書と旅行と柴犬のブログ
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映画「127時間」自分なら同じことが出来るか絶えず問い続ける

2011-07-06 00:09:15 | ミニシアター系映画
「127時間」★★★☆
ジェームズ・フランコ 出演

ダニー・ボイル 監督、
94分 、2011年6月18日,
2010,アメリカ、イギリス,FOX
(原作:原題:127HOURS)






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「映画のラストに御本人の現在の様子が映される、
こんなことが本当にあったんだ、
そして人間って結構強いんだと実感、
軽快な音楽に乗って始まる映画も
ラストは物凄く“痛い”展開で
何度も目をそむけた真実の物語」



アメリカ・ユタ州のブルージョン・キャニオン。
大自然を巡る登山家
アーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は、
本職なのかバイトなのかで糊口をしのぎ、
空いた時間は仕事と言うより
自分の楽しみの為に大自然の中へ。

ロッククライミング中に、落下し右腕が断崖に挟まれ、
身動きがとれない状態に陥ってしまう。



人間の精神力の強さや
弱さを見せつけられる
自分ならどうするだろうかと
映画を見ている間中、自らに問いかける

どれも「もし」ということでしかないが
本当に自分がこんなこと出来るか
自信はないが彼がやれたなら
ギリギリとなったら自分も同じことをするだろう。

でも痛いだろうな、
そんなことを考えていられるのは
画面のこちら側でクーラーで快適な空間で
座って見ていられるからだ。

映画はタイトでブレがなく
生きるという一点に絞って時間の経過を
主人公のみをじっくりと追っていく、

その緊張感をラストまで保ちつつ
人間と言う滑稽な生き物を描きだす。



そんな危ない所へひとりで行かなくても・・・
それでも一人で出かけるだろう
そんなことしなければ・・・
それでも他人が何と言おうと
やりたいことをやらなければ
生きてる意味が無いからだ。



最近日本では「自己責任」という言葉を
肯定的にも否定的にも聞く、
そう言われてしまえばそれまでだけれど
したいことのほとんどを押し殺して
毎日を平穏に過ごすなら
それって楽しくないじゃないか。



生きていればめっけもの
そんな気分が今の日本にはある
だけどやっぱりそれだけじゃ
人間は生きていけない
同じような事を
言葉を言い換えては
あれこれ考えた。

とにかくラストはこうなるんだろうなと言
痛い痛い結末、

真実の物語だから仕方ないかもしれないが
ギリギリの精神状態の時の
人間の心の自由さみたいなものは
映像的に挑戦して欲しかったな。

わりと真っ当な出来あがりでした。

★100点満点で75点

soramove
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