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映画「孫文の義士団」歴史的事実には疎いがアクションには熱くなれる!

2011-07-01 19:09:26 | 韓国映画・アジア映画
「孫文の義士団 」★★★★★
ドニー・イェン、レオン・ライ、ニコラス・ツェー、
ファン・ビンビン、ワン・シュエチー、
レオン・カーフェイ、フー・ジュン、エリック・ツァン、
リー・ユーチュン、サイモン・ヤム、
チョウ・ユン、ワン・ポーチエ出演

テディ・チャン 監督、
131分 、2011年4月16日,
2010,中国、香港,ギャガ
(原作:原題:十月囲城/BODYGUARDS & ASSASSINS )







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この国を変えたい、
生まれながらにして差別を受けたり
どんなに頑張っても
何も変わらないと諦めるのでなく
自らの力を同じ志を持つ人たちと合わせて
この国を変えたい。


「1906年10月15日イギリス領香港、
革命家孫文が久し振りに帰国し
表向きは母親への面会だが
実は中国全土からやってきた志あるものと
会談をするための帰国だった、
その情報を聞いた清国の西太后は彼の暗殺を命じた」



孫文という名は聞いたことがあるが
実際どんな生い立ちで
どのような経緯で「辛亥革命」を
起こすにいたったかは全く知らなかった。
だからこの映画も中国人と自分では
受け止め方が全く違うだろう。



なにせこの映画の何に感動したかといえば
彼らの大義は置いておいて
その徹底的なアクションシーンと熱い涙だったからだ。



中心となるのは大物実業家のユータン(ワン・シュエチー)と
その一人息子のチョングアン(ワン・ボーチェ)、
そしてユータンの元で車夫として働くアスー(ニコラス・ツェー)、
もちろんこれに我らが警官役のチョンヤン(ドニー・イェン)が絡んで
主軸としては孫文を守るという
熱い志と信念の行動を追いつつも
周辺の人々の日常を交えて
そのひとつひとつが最後の場面への序章として
こちらの気分を盛り上げてくれる。



アクションにポイントを絞れば
最近のワイヤーアクションの美しさは認めつつも
どこかウソくさく、
戦いというより戦いを装った演技って感じだが
今回は派手に吹っ飛ぶような
超人的な破壊力とか技より
よりリアルにかなり痛い本物ギリギリの演出で
これなら見てるこちらは燃えるのだ。



なにせ無敵のドニー・イェンがこの映画では
相手よりちょっとだけ強いという
現実的な設定で圧倒的な強さだけじゃないところが
「もうちょっとだ、ガンバレ!」と
つい応援したくなる、
そうして味方につけておいて
彼は彼の志を貫くため戦うのだから
ほこりまみれのラストに涙。



孫文が密談をする1時間の間
彼の身代わりとなって
暗殺団の攻撃をかわしながら
これってもしかしたら逃げ切れるかもと
チラッと思ったとき
最後の強敵が立ちふさがる
でもその敵にも彼なりの志はあるのだ。

全編ものすごい「熱」で作られていて
その勢いに身を任せて見ていればいいのだが

やはり心のどこかでは
「国を想うこれほどの気持ち」というものを
考えないではいられない。


そんなことより
自分の事、身の回りの事で精一杯の自分には
やはりこの映画の描く「真の志」というものは
同じ気持ちで見ることはできない、
けれどアクションに限って言えば
充分に楽しんだそんな映画。



最近、香港映画を見る機会が減った
この映画はオールキャストという感じで
そこらじゅうで見知った顔を見つける、
久し振りに熱い香港映画を見た。

最高!

★100点満点で100点!(アクション映画として見たら)★


soramove
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こういう映画を見ると今の中国ってホントはどんなだろうと思う、
どのくらいの自由が製作者に与えられているのか。
どのへんがタブーなのかも。

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