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読書と旅行と柴犬のブログ
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「九月に降る風」永遠に続きそうだった、あの夏

2009-10-11 00:09:27 | ミニシアター系映画
「九月に降る風」★★★★
リディアン・ヴォーン、チャン・チエ、ジェニファー・チュウ、
ワン・ポーチエ、リン・チータイ、シェン・ウェイニエン出演
トム・リン監督、台湾 、107分 、2008年 、2009-08-29公開




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「台湾の高校生活も日本とそう変わらない、
いつも一緒の仲間にいくつかの出来事があり、
それからなんとなく全員であうことが無くなった、
誰にでも似たような経験がある、
そんな永遠に続くとも思えた夏」



見終えた感想はそつなくまとまってるなと、
もっとどこか無鉄砲で
自分たちには出来そうもなかったことを
画面の少年達に替わりにやってもらいたかったが、
どこにでもありそうな、
ちょっとしたすれ違いや、無理解が
ずっと一緒と思えた関係を感嘆に壊していく。

そういう時期を過ごしてみて分かるのは
あまり分かったような態度をとらず、
もっとバカみたいに、思うままに振る舞っても
良かったかなということ。


でも結局は自分の決めた範囲を
超えることは出来ないのだろうな、
そういうのって寂しいとも思わないが、
自分にはムリと思えたハードルを
いつも感嘆に飛び越えていく仲間を
眩しいような気持ちで見たことなんかを
ふと思い出す。

何もしなくてもただ一緒にいる
ムダとも思える学生の頃の時間を過ごして
大人は何が大切かを選んでその後を
生きていくのだ。

無鉄砲で思いやりがないと思えた少年が
実は友人の為に有名人のサインを真似る為に
何個も何個も野球のボールをムダにしたことを
後になって知るシーンがある、
そんなものなのだ、
自分がしたいのなら
それは報われなくても満足したい、
永遠に伝わらなくても、それでいいと思いたい。


なのに「何で分かってくれないのだろう」と
考えずにはいられないのが現実だ。

劇場で見なくても、レンタルで見かけたら
見てほしいな、
名古屋での公開の終了日に駆け込んで見た映画。


★100点満点で70点


soramove
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台湾の映画っていうのも、あまり見る機会がないので
どうしても見たいと思っていた。

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