soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「リミッツ・オブ・コントロール」孤独な男のスペイン一人旅

2009-10-07 00:09:45 | ミニシアター系映画
「リミッツ・オブ・コントロール」★★★
イザック・ド・バンコレ 、ティルダ・スウィントン、工藤夕貴、ジョン・ハート 、ガエル・ガルシア・ベルナル主演
ジム・ジャームッシュ監督、115分、2008年、アメリカ 、2009-09-19公開




                    →  ★映画のブログ★
                     どんなブログが人気なのか知りたい



「イザック・ド・バンコレはコートジボワール出身、
フランスに渡って俳優となった、
コートジボワールの首都はヤムスクロ、
しかし実質的な首都機能はアビジャン、
そのことを知ってるので書いてみた、
彼はこの映画で主役でほぼ出ずっぱりだが
ほとんど話さない。」



「エスプレッソを二つ、別々のカップで」

コーヒーは大好きだが、エスプレッソは飲む気がしない、
あんな濃くてどこが美味しいんだろう、
もちろん味は人それぞれ、好きなタイプで飲めばいい、
主人公の男はカフェでも飛行機内でも
エスプレッソを何故か2杯同時に注文する。


寡黙でこれから何をするかさえ分からない男の行動を
ただ見つめるだけ、

思わせぶりな登場人物や、何かを意味してるのか、
カメラは男の周囲を写すが
結局最後まで多くの謎というか
意味深なあれこれはほとんど解決されず終わるが
不思議と未消化で「これで終わり?」って感じでは無く
「この辺で終わるんだろうな」というあたりで
ちゃんと終わった。

とりあえずのメインのストーリーは決着がつくが
それさえ、どうでも良いような感じだ、

「主人公の男を見つめる」、この一点のみが
この映画で重要なところ、
彼の行動を見ながら、「自分で」あれこれ
考える時間がいいと感じた。

人には「凄く面白いよ」なんてススメない、
でもちょっと変わった映画が見たいなら
この映画と向き合う115分ワリと楽しめる、

退屈ではあるけど、中身が無いってわけじゃなく
映画の中で十分に自分で遊べる映画だ。

キライじゃないが、だからって大好きってわけでもない。
でもこの映画を見に行こうとして、
期待したものは映画は充分与えてくれたと思う。

思わせぶりな映画だけれど、難解とは感じなかった。


★100点満点で65点


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

工藤夕貴ガンバッテましたね。


★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか