soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

マレー鉄道完走!シンガポール→バンコクへ

2007-03-22 17:39:14 | soramove
サムイ島4泊を終えて
再度スラー・ターニー駅に戻り
マレー鉄道の最終地点バンコクまで

夜の7時40分予定の出発は30分程度遅れ、
なんだか1時間2時間の遅れを
体験してくると30分だと
「もう来たのか」と感じる。

ハート.ヤイ始発の列車は
寝台車はほぼ埋まっていて
荷物を降ろして一息。

マレーシア始発の寝台車とは作りが違っていて
格寝台の通路部分に荷物を置く場所があり、
その分、寝台が狭くなったようだ。

トイレ部分には3つの洗面台も。
乗り込んですぐに麺料理を売るおばさん登場、
いい匂いに誘われるが、さっき食べたばかりなので
ガマンした。

1時間半くらいは横になって
海外ミステリーを読んできたが眠くなったので
カーテンを閉めて眠る。

圧倒的に寒く、厚手のタオルケットがついていたが
これだけだと防寒は十分じゃない。
またしても長袖の上着を着込んで眠った。

近くの寝台には高校生くらいの集団がいて
中にはノートパソコンでゲームや動画を見ている子も、
椅子席の方が安いが寝台に乗り
パソコンを使う、リッチな親を持つ子供たちなのだろう。

でもバンコクに着く少し前に
彼らの一人が先に下りると
ホーム脇にはたぶん母親が待っていて
お母さんに荷物を渡して一緒に
ゲートの向こうに去って行くのを見ると
何処も同じ光景でなんだかほっとする。

バンコクにあと1時間という頃から
景色は変わっていく。

それまではバナナやヤシの木が目に付いて
あとはブッシュだったが
その風景はバラックの家が立ち並ぶ
スラムのような景色へと変わり、
流れの無いような水辺の貧しい家が
都会とその周辺のスラムを見せる。

ストリートチルドレンこそそれほど居ないのだろうが
田舎のほうでは相変わらず小さい子供も仕事をし、
裸足の子供も見かける。

他方、パソコンを子供に買う富裕層と
日本の経済格差なんて甘いものだと思えるような
現実がわずかな時間の旅でも感じられるのは
なんともやるせない気分になる。

出発と同様、律儀に30分遅れで
バンコク中央駅ホアランポーン駅に到着
朝の9時少し前

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朝6時半ごろになると、係りの人が来て
ベッドを椅子席に変えてくれる、手際はかなりいいです。
大変よく出来ました。

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