映画がもうすぐ公開される、このベストセラーの話題本、
2004年12月26日に書いた記事を採掲載する。
この本がどんなふうに表現されるのか楽しみだ。
「ダ・ヴィンチ・コード」★★★☆
ダン・ブラウン著
分厚い本、しかも上・下巻が平積みで目を引く。
文庫まで待てなくて買ってしまう。
ルーブル美術館で始まる物語の出だしは
スピード感があり、先が読めずに、この先
どうなるんだろうと、引き込まれた。
いい感じだ、早く先が読みたいが、
読み終えるのが怖くもある、あの感じ。
重要な暗号解読は半分もわからないが、
それはそれ程重要じゃない。
しかし下巻中盤で結末への
つじつまあわせのような説明調に、
だんだんと文字が頭に入らなくなる。
誰もが知っているモナリザや最後の晩餐といった
キーワードは良かった。
登場人物の心情の変化も、かなり密に
書き込まれていたほうだ。
だからこそ最後の最後の失速が「残念」(○)
(ダン・ブラウン著、各1.800円)
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★ルーブル美術館が効果的に映画のキーワードとなるのは
興味深く、楽しみだ。
2004年12月26日に書いた記事を採掲載する。
この本がどんなふうに表現されるのか楽しみだ。
「ダ・ヴィンチ・コード」★★★☆
ダン・ブラウン著
分厚い本、しかも上・下巻が平積みで目を引く。
文庫まで待てなくて買ってしまう。
ルーブル美術館で始まる物語の出だしは
スピード感があり、先が読めずに、この先
どうなるんだろうと、引き込まれた。
いい感じだ、早く先が読みたいが、
読み終えるのが怖くもある、あの感じ。
重要な暗号解読は半分もわからないが、
それはそれ程重要じゃない。
しかし下巻中盤で結末への
つじつまあわせのような説明調に、
だんだんと文字が頭に入らなくなる。
誰もが知っているモナリザや最後の晩餐といった
キーワードは良かった。
登場人物の心情の変化も、かなり密に
書き込まれていたほうだ。
だからこそ最後の最後の失速が「残念」(○)
(ダン・ブラウン著、各1.800円)
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興味深く、楽しみだ。