「渇いた季節」★★★☆海外ミステリ
ピーター・ロビンスン著 730ページ1.140円
夏の盛り、干上がった貯水池から、
半世紀前の沈んだ村が姿を現す。
そこで人骨が見つかり、二人の捜査官が
調査に乗り出す。
常に2人の語りでストーリーは過去と現在を
行きつ戻りつしながら、最後に同じ一転に結びつく。
かなり凝った設定のミステリー。
長い小説だが読み応えアリで、本読みの心を
満たしてくれるが、致命的なのは
事件が半世紀前であり、臨場感に欠ける。
そのうえ、捜査する二人の刑事の恋の話が
もたもたしてして、もっと整理すれば
読み易かったか。
ただしこれだけの長編にいくつかのエピソードを
詰め込んで、破綻することなく書ききるのは
かなりの力量。他の作品が読みたいと思った。
ピーター・ロビンスン著 730ページ1.140円
夏の盛り、干上がった貯水池から、
半世紀前の沈んだ村が姿を現す。
そこで人骨が見つかり、二人の捜査官が
調査に乗り出す。
常に2人の語りでストーリーは過去と現在を
行きつ戻りつしながら、最後に同じ一転に結びつく。
かなり凝った設定のミステリー。
長い小説だが読み応えアリで、本読みの心を
満たしてくれるが、致命的なのは
事件が半世紀前であり、臨場感に欠ける。
そのうえ、捜査する二人の刑事の恋の話が
もたもたしてして、もっと整理すれば
読み易かったか。
ただしこれだけの長編にいくつかのエピソードを
詰め込んで、破綻することなく書ききるのは
かなりの力量。他の作品が読みたいと思った。