soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

方向は違っても、着地点は同じ場所

2005-01-08 14:21:53 | 大作映画ハリウッド系
今年に入って
映画「ターミナル」「マッスル・モンク」を見た。

「ターミナル」は昨年の東京国際映画祭以来のリピート。
空港の中を縦横に動き、登場する人々を
生き生きと映し出すカメラ。トム・ハンクスは
もちろんいつもその中心にいて、ターミナルの案内役となる。

上質とはこういうことを言うのだと分かる。
洗練され見ているこちらに、物語が違和感なく伝わる。
「何故彼はターミナルで待ち続けるか」その核となるべき
理由はちょっと弱いが、ハリウッドの王道をいく娯楽作品に
仕上がっている。

そしてもう一本は香港映画の王道。
アンディ・ラウが‘付け筋肉’で挑んだ怪作。
「インファナル・アフェア」や「LOVERS」の後に
こんな映画選ぶかなと感じるくらいの
香港テイストに満ちた作品。

ワイヤーに吊られ、ありえないアクションの連続、
そこには1流を目指さない、方向のちょっと違う美学が
貫かれている。

みていてあまりのバカバカしさに嬉しくなる。
エンターテイメントに徹した2作は全然違うものだけど、
期待以上の楽しい時間を過ごすことが出来る点では
同一だ。

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韓国映画4作ランクイン「キネ旬ベストテン」

2005-01-08 09:54:54 | 韓国映画・アジア映画
キネ旬ネタもうひとつ。
外国映画部門に「殺人の追憶」「オアシス」
「オールド・ボーイ」「春夏秋冬そして春」

4作品も入っている。

TVで韓流について、韓→日は最近特に多いが、
その逆で 日→韓は案外すくないそうだ。
「ハウル」のような一部のアニメは客を集めているが
その他はいまひとつぱっとしない。

いわゆる大作が少ないのがその大きな理由という。
確かにドラマ性のものが多い,邦画はハリウッド映画の
ようなスケールの大きなものが少ない。
というかほとんど無いからね。

小粒で良い映画って、もちろん愛すべきものだ。
しかしそろそろ大作で逆にハリウッドに送り込むような
志の高いものが出てもいいんじゃないかな。
ホラーだけでなく。

ランクインした4作品はどれも素晴らしく、
しかも、今が旬の良い俳優が演じている。
邦画なんか見てる場合じゃないね。
残念だけど。