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く・ふ・う(9)

2009年06月22日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡市東区の「土井営業所」バス停。

黄色い…。
でも、冬にミカンを食べすぎたわけでも、夏に太陽に向かって咲いているわけでもなく、運転手さんに対する「注意喚起」のための「く・ふ・う」と思われる。

「72C」のうち「流通センター経由」は、ここに停車したあと、この先の交差点を直進して、もうひとつの「土井営業所」バス停(実際の土井営業所により近いほうのバス停。写真のバス停のほうは、西鉄のサイト上は「土井営業所(千鳥すし前)として区別されている」)に停車して、「西鉄多々良」方面に向かう。
同じ「流通センター経由」でも、アルファベットの付かない「72番」や「75番」は、ここに停車したあと交差点を右折して「多々良」(かつての「国鉄多々良」)方面に向かう。
「24番」「24C」「4番」は、このバス停には停車せずに、この先の交差点を直進して、もうひとつの「土井営業所」で終点となる。

この先の交差点で、直進するのかそれとも右折するのか、それ以前に、そもそもこのバス停に停車してよいのか?…この「黄色」で、もう一度再確認ということだろうか。
それとも他に何か意味があるのだろうか…。
(つづく)

SWEET NAIL(14)

2009年05月22日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡市早良区「西新パレス前」バス停(郊外向け)に現在掲示されている路線図。
前回取り上げたときは「3番 特別快速」の停車停留所が誤っていたのだが、先日ふと確認してみると修正されていた(「この色(ピンク)は特別快速停車バス停です」となっているのは「2番」のものなので誤りではない)。

いい機会なので、今回は「3番 特別快速」の変遷を思い出してみたいと思う。

新設された時期は覚えていないが、自身の出来事とリンクさせて思い出してみると2001年の春ごろではないだろうか。
当初は、
早良営業所~早良妙見西口~野芥三丁目干隈飯倉二丁目~荒江四角~脇山口~西新パレス前~天神(上り・福銀本店前、下り・岩田屋前)~博多駅】
のみの停車であった。

その後(時期不詳)、
【早良営業所~早良妙見西口~野芥三丁目~干隈~飯倉二丁目~荒江四角~脇山口~西新パレス前~赤坂門~天神(上り・福銀本店前、下り・岩田屋前)~呉服町~博多駅】
となり、「赤坂門」と「呉服町」にも停車するようになった。

そして、2005年11月1日
【早良高校/陽光台~(各停)~早良営業所~早良妙見西口~野芥三丁目~干隈~飯倉二丁目~荒江四角~脇山口~西新パレス前~赤坂門~天神(上り・福銀本店前、下り・新天町入口)~呉服町~博多駅】
となり、早良営業所から郊外部への延長が行われた。

さらに、2007年3月26日
①【早良高校/陽光台→(各停)→早良営業所→早良妙見西口→野芥三丁目→干隈→飯倉二丁目→荒江四角→脇山口→西新パレス前→赤坂門→天神(福銀本店前)→呉服町→博多駅】
②【早良高校/陽光台~(各停)~西新パレス前~赤坂門~天神(上り・福銀本店前→大和証券前、下り・新天町入口←福ビル前)~呉服町~博多駅】
という2系統体制となり(①は朝の上りのみで、他の時間帯は②で運行)、これが現在まで続いている。
②が「特快」として走るのは西新パレス前~博多駅間のみで、その他は上りが「快速」、下りが「普通」(ただし「普通」という表示はない)として運行されている(「快速」ではなく「急行」と呼ぶ計画もあったようだ)。

なお、天神の「岩田屋前」は、現在の「新天町入口」の旧名称である(変わったのはおそらく2004年頃?)。
また、「福銀本店前」は、一時期、「メリルリンチ証券前」だったことがあった。

運行開始時は平日のみの運行、日中15分間隔だったが、最繁期で12分間隔まで増便された(現在は15分間隔に戻っている)。

(以上は、これまでブログに書いたことと自分の記憶だけを頼りに書いたものであり、完全ではないため、事実誤認や補足があれば教えてください。)

現在と新設時の停車停留所を比較してみると、当時は、本当に「特別な快速」であったことがわかる。

なお、西鉄バスの福岡市内線における「特別快速」は、西鉄大牟田線の薬院駅が高架となり、踏切が廃止されたとき(1995年頃?)に、渋滞解消によるスピードアップを期待して「16番」「17番」「18番」「19番」などでまず登場したが、城南線の「特別快速」は、すぐに「快速」に改められた(その後一部は廃止)。
しかしその後、「17番」の上りに「特別快速」が復活している。
(つづく)

SWEET NAIL(13)

2009年04月23日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡市早良区「西新パレス前」バス停(郊外向け)に現在掲示されている路線図。

「3番」について、「この色(ピンク)は特別快速停車バス停です」として、脇山口荒江四角、飯倉二丁目野芥三丁目、早良妙見西口、早良営業所に停車したあと、そこから先は各停留所に停車するように案内されている。
しかしこれは、2007年3月26日以前の運行形態であり、現在の「3番」は、「西新パレス前」から郊外向けはすべての停留所に停車するため、事実とは異なる。
いずれ修正が行われることだろう。

ただし、この「西新パレス前」(郊外向け)のバス停には、各停留所に停車するにもかかわらず、「特快3番」と表示したバスがやってくる。

「特別快速」のひとつ前の停留所である「赤坂門」を出たあとすぐに「各駅停車の3番」の行先表示に切り変わってしまうと、"特快でもないバスが西公園唐人町を素通りするのはどういうことだ?"というクレームが来てしまう可能性があり、「西新一丁目」を通過するまでは「特快」と表示し続ける必要があるからではないかと推測される。
本来は「西新一丁目」を通過した時点で、「手動」で各駅停車の表示に切り替えればよいのだろうが、それは現実的ではなさそうだ。
そのあたりの折衷策として、側面LEDの横書き部分に「西新から各バス停に停車します」という文言を入れることによってフォローが行われている。
(つづく)

く・ふ・う(8)

2009年04月08日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡市中央区の「赤坂門」バス停(明治通り東行き)の時刻表。
博多駅交通センター1階5番乗り場姪浜駅南口同様、「オリジナル様式」である。

通常のバス停では、「時刻表のシステム」(←?…適切な用語がわかりません…)からプリントアウトしたものをそのまま掲示しており、同じ「博多駅行き」でも"スロープ付きバス"や"終点が三井ビル前ではなく博多口(A乗り場)のバス"など、少しでも"イレギュラー"なものは通常の「博多駅行き」とは別の列に表示される。

一方、この赤坂門の「オリジナル様式」では、「博多駅行き」はすべて同じ列に表示され、"スロープ付きバス"や"博多口行きのバス"は文字色を変えたり記号を付けたりテキストボックス(?)に注釈を記したりして表示しており、「駅における電車の時刻表」に近いものとなっている。
3番 特別快速」についても、"天神大和証券前に停車するもの"と"停車しないもの"を同じ列に表示し、文字色で区別している。

好みの問題なのかもしれないが、個人的にはこの方式のほうがわかりやすい気がする。
通常の形式では、"イレギュラーな系統"が少し離れたところに出てきたり、違う段に掲示されていたりして、見る人にとって「優しくない」ケースが多いのも事実だし、何の違いもないのに違う列に表示されているような例もある。
もちろん、同じ方面に向かうからといってなんでもかんでも同じ列に入れてしまえば、文字色や記号や注釈が増えすぎて逆にわかりにくくなってしまうことは想像に難くなく、「同列表示」にも程度の問題があるのは事実である。
また、このようなオリジナル様式をすべてのバス停でやろうとするとたいへんな手間がかかりそうであり、仮にできたとしても頻繁にダイヤ改正が行われる現状ではその後のメンテナンスがとても煩雑で、オリジナル様式の掲示も一過性のものになってしまう可能性が高い(でも考えてみれば、かつては時刻表は全て手書きだった訳なので、物理的にできないことはないのだろうけど)。
加えて、「どの列とどの列をまとめれば利用者にとってわかりやすいのか」という一種の価値判断も必要となり、作成担当者のセンスも問われることになるし、各営業所が勝手にオリジナル様式を作成したら、見た目がバラバラなものとなって逆に混乱を引き起こす危険性も孕んでいる。

このようなマイナス要因も考慮したうえで、都心部100円エリア+天神・博多駅から100円エリアなどに範囲を限定して、統一の書式で「オリジナル様式」を導入してほしいと思うのだが、いかがだろうか。
(つづく)

く・ふ・う(7)

2009年04月02日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡県筑紫野市美しが丘南にある「ニュータウン第一」バス停。

小郡・筑紫野ニュータウン内には、数多くのバス停が存在するが、「ニュータウン第○」という名称は「ニュータウン第二」までであり、「ニュータウン第三」「ニュータウン第四」…「ニュータウン第十二」などのバス停はない。
一方で、同ニュータウンの中には、「美鈴が丘第一」「美鈴が丘第二」「希みが丘第一」「希みが丘第二」…など、別階層の「第○」バス停がある。
「ニュータウン」という大きなカテゴリーの中に、「美しが丘」「光が丘」「美鈴が丘」「希みが丘」などの各地域が存在する訳だが、こう考えると「ニュータウン第一」「ニュータウン第二」という表現は、かなり適当(「ふさわしい」ではなく「いい加減」の意)なネーミングに見えてしまう。
教会前」「踏切」など、抽象的なバス停名には親しみを覚えると書いたことがあるが、「ニュータウン」の例は、それらとは趣をやや異にするものだと思う。

また、各地域の内部をみても、美しが丘地区には「美しが丘」「美しが丘南」「美しが丘南四丁目」というバス停が存在する。
普通に考えると、「美しが丘南四丁目」は「美しが丘南」に含まれ、「美しが丘南」は「美しが丘」に含まれるのではないかと思うのだが…。
ピント」というか「階層」がバラバラであり、これもかなり適当なネーミングだと思う。

バス停名を「名称」としてではなく、「このバス停はAであり、BやCではありません」という他と区別するための単なる「記号」として捉えるのであれば、隣のバス停と違う名前さえつけておけばよい訳で、「適当な名前」でも全然構わないのかもしれない。
それだったら、無理に地名を入れなくたって、バス停名は「カレーうどん」でも「うさぎさん」でも「気分爽快」でも何でもいい、ということになってしまう(かなり極論ではあるが)。

バス停というのは、その名前が後世に残り、地図にも掲載され、かつ、地域のイメージづくりにも寄与するという意味では、まちの「資産」ということができると思う。 
バス停に「よい名前」を付けることは、「資産価値」を高めることにつながる訳で、もう少し「く・ふ・う」を期待したいものである(なお、このニュータウン内のバス停は、ある一時点で一斉に名前を付けた訳ではなく、開発の進展に応じて路線を開設していった結果なので、ある意味仕方ないということは十分わかったうえで書いています)。
(つづく)

く・ふ・う(6)

2009年03月27日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
写真は、博多区の「キャナルシティ博多前」バス停(西行き)に掲示されている路線図。
以前取り上げたときには、「左から右」に向かって描かれており、「バスの進行方向と違うので違和感がある」旨を書いた。
今回のダイヤ改正後にふと見てみたところ、「右から左」に修正されていた。

「進行方向」ということを意識した担当者が居たのか、それとも、ただの気まぐれなのか…。
いずれにせよ、きょうもバスは「右から」やってくる。
(つづく)

く・ふ・う(5)

2009年03月05日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
先日取り上げた四箇田団地バス停前の看板から、道路を挟んで斜め向かい側のバス停に掲示されている路線図である。

「キャナルシティ博多前」の例とは異なり、路線図は、右から左に向かって描かれている。
ただ、もう少し「く・ふ・う」というか、わかりやすく描ける余地はあったのではないだろうか…などと考えてしまう。
四箇田団地~金武営業所(イトーピア室見が丘)間のルートは、狭いエリアの割に意外と複雑なのは確かなのだけど。

「く・ふ・う」つながりでもう一つ。
少し前に取り上げた「23-1番」の新たなLED表示だが、正しくは、「箱崎埠頭」ではなく「箱崎ふ頭」という表示であった。

実際、箱崎埠頭地区のバス停の名称も「ふ頭一丁目」「ふ頭西」「ふ頭中央」…など、「埠頭」ではなく「ふ頭」なのだが、別にそこまで読みにくい漢字でもないし、「ふ頭」というどこか間の抜けた表示よりも、「埠頭」という表示で何の問題もないのではないだろうか。
これもゆとり教育の弊害なのかな??

なお、新表示に関して、"法務局前や天神の時点で「昭和通」の文字が果たして必要なのか?という問題は依然残る"と書いていたが、天神の時点では「昭和通」の表示はなく、以前提案したものにやや近いものとなっていた。
(つづく)

く・ふ・う(4)

2009年02月23日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
この看板は利用者にとっての「く・ふ・う」ではなく、運転手さんにとってのもの。

営業所敷地内の出口付近などに立っているのではなく、バス停のそばとはいえ道端に立っているので、かなりのインパクトがある。

「2番」「2-1番」「201番」には「次郎丸経由」と「田隈経由」があり、分岐の直前でもう一度その確認を促すための看板である。
「次郎丸経由」と「田隈経由」の主従関係については以前書いたことがある。
過去の経緯や道路のつながり方を考えれば、「次郎丸経由のほうが上」という、いわば「ジローマルスタンダード」は今後も続いていくことだろう。

一方で、「61番」「66番」は「現人橋経由」と「今立経由」の主従関係が逆転した感がある。

ちなみにかつては、「確認しましたか?次郎丸経由?田隈経由?」ではなく、「あなたは次郎丸経由?田隈経由?」と書かれていた。
「あなたは?」って聞かれてもねぇ…と見るたびに思っていた。

みなさんはどちらですか?(笑)
(つづく)

く・ふ・う(3)

2009年02月14日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
前回前々回とは異なり、今回は「く・ふ・う」というより、アンチ「く・ふ・う」、もしくは、要「く・ふ・う」と思われるケースである。

写真は、博多区の「キャナルシティ博多前」バス停(西行き)に掲示されている路線図
「キャナルシティ博多前」のバス停は、路線図内の一番左にあり、そこから右に向かって各路線が延びるカタチで描かれている。

日本の交通法規を前提とすれば、バス停でバスを待っていると、バスは必ず右からやって来る(バックでもしてこない限り)。
だったら、路線図も右から左への流れで描いたほうが直観的にわかりやすいのではないだろうか?

バス側面のLED表示や方向幕の矢印が左向きなのも、バスの進行方向を意識しているためだと思う(他都市では例外もあり)。
左から右への路線図は個人的には非常に違和感があるのだが、実際、路線図やバスの側面表示を見る人の多くは、そういう「実際の方向との対応」みたいなものをあまり意識していないのだろうか…。

ちなみに以前、バスで来る友人とバス停で待ち合わせした際、「どっちのほうから来る?」とメールしたら「右から!」と返ってきて苦笑したことがあった…。
(つづく)

SWEET NAIL(12)

2009年02月05日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
中央区の「平和台通り」バス停。

既存の行先案内の上から、新たな行先案内を全面にわたり貼っているのだが、夜になるとこんな感じである。

「2-1番」と「3-1番」の誤植は修正されているとはいえ、夜、あかりが灯ったときのことを想定していなかったとするならば、それはかなり重度の「SWEET NAIL」である。
(つづく)

く・ふ・う(2)

2009年01月16日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡市西区「姪浜駅南口」バス停の時刻表である。
博多駅交通センター1階5番乗り場同様、一般のバス停の時刻表ではなく、オリジナルの様式である。

博多駅交通センターの時刻表を取り上げた際には、「緑地に黒文字は見にくい!」というコメントをいただいたが、こちらの緑色は比較的薄めであり、そこそこ見やすいものとなっていると思う。

時刻表には、平日上り一日2本だけの「105番」も掲載されている。

また、昭和バス「城の原線」廃止に伴う代替路線の「507番」もここには停車する。
都市高速経由で都心に向かう路線を地下鉄駅に停車させることは、西鉄の「思想」には反するのだが、もともと二つあった代替路線(駅までの「1-7番」と、都心までの「507番」)を不採算によりひとつにまとめた結果であり、西鉄としては「仕方ない」措置なのだろう。

かつての「1番」は、野方方面~姪浜駅~都心部を直通運転していたが、現在は姪浜駅にて分断されている。
また、姪浜駅から野方方面も、以前は橋本経由も拾六町経由も外環状経由も「何もかも1番」という状態であったが、その後、枝番により整理されている。
ただ、枝分かれした「1番」の中でも、とりわけ橋本駅付近の運行経路がややこしくなっており、再び複雑化してきている。

現在の「1番」の姪浜~都心の路線のうち、県庁・月見町発着の便は、姪浜駅まではやって来ず、明治通り上にある「折り返し場」を起終点としている。
一方で、博多駅発着の便は、姪浜駅南口を起終点としている。
乗り間違えが多いのかはわからないが、姪浜(折り返し場)行きのバスの車内では、「このバスは地下鉄姪浜駅には行きません」というアナウンスがされている。

姪浜大通りが明治通りまで開通した頃から考えているのだが、博多駅発着の便も県庁・月見町発着の便も、すべて以下のような運行経路にしてみてはどうだろうか。

上り : (折り返し場→)姪浜(西鉄ストア)→駅北口→折り返し場向かい側→姪浜(明治通)→姪浜小学校→都心方面
下り : 都心方面→姪浜小学校→姪浜(西鉄ストア)→駅北口→折り返し場

…姪浜駅南口ターミナルの混雑緩和や、駅への利便性向上にもつながり、折り返し場の有効活用にもなると思うのだが、いかがだろうか。
(つづく?)

SWEET NAIL(11)

2008年12月03日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
前回取り上げた「脇山口」の都心向けのバス停は、交通渋滞緩和のため、平日と土曜の朝7時半から9時までは「3番」の天神方面行きなどが停車せず、代わりに明治通りに入ってすぐの「西新商店街前」に停車する。
バス停にはその旨が5つも掲示してあり、かなりくどい
ただ、よく見てみると、「3-3N都市高速経由博多駅行きのみ停車、93番藤崎行きは修猷館前、3番・3-2番は西新商店街前よりご乗車願います」と書いてあったり、「3番福岡タワー行、3-3N博多駅行、93番藤崎行のバスは上記時間帯でも当バス停に停車します」と書いてあったりで、何が真実なのかよくわからない。
まあ、「3番」の天神方面行きが止まらないことさえわかれば、大かたは事足りるのだろうけど…。

朝の時間帯の脇山口非停車の措置は、私が学生時代「3番」を利用していた頃から行われており、私も時間帯によって「脇山口」か「西新商店街前」のいずれかで降りていた。
当時も早良街道の渋滞は酷く、車が全く動かないようなときには、荒江や祖原付近の、バス停ではないところでも乗客を降ろして、あとは西新までゾロゾロと歩くということがよくあったが、いまはどうなのだろうか…。
(つづく)

SWEET NAIL(10)

2008年12月02日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡市早良区の「脇山口」バス停の路線図の注意書き。

「急行の止まるバス停」とか「天神大和証券前には3急行、特快のみ停車します」と書いてあるが、「3番」には「急行」という種別は存在しない。
昨年の3月26日から運行を開始した「3番快速」は、当初は「急行」と名付けるつもりだったのかもしれない。
また、脇山口の時点で「特快」のバスは、天神大和証券前には停車しないのだが、当初は停車させる予定だったのかもしれない。
(つづく)

く・ふ・う(1)

2008年11月26日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
博多駅交通センター1階5番乗り場の時刻表である。

各系統の行先の下に、主な経由地が箇条書きで記載してあり、一般のバス停の時刻表に「ひと手間」加えたものとなっている。
経由地表示の順番は、実際のバスの走行ルート上の順番とは異なるが、観光客など普段この乗り場からバスに乗らない人の利用も多いため、「どういう順番で通るか」よりも「どこを通るか」のほうを重要視しているということだろうか。

この時刻表の表示方法への賛否はいろいろとあるだろうが、利用者の視点に立って工夫を施している点は評価すべきだと思う。
天神、都市高速、室見団地経由博多駅行き」「善院、千本杉経由博多駅行き」「天神、都市高速、室見団地経由那の津四丁目行き」など、チェックもなしに(?)プリントアウトしたものをそのまま機械的に掲出している例に比べればなおさらである。

相互リンクをさせていただいているKASHIIさんのサイトに、各路線の主な経由地を一覧表にまとめたものがあるのだが、とても画期的だと思う。
福岡都心部のバス停については、このエッセンスを取り入れるなどして、利用者にとってわかりやすいものを考案してもらいたいものである。
(つづく?)

SWEET NAIL(9)

2008年09月10日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡市南区の「中央病院前」バス停の時刻表。

「急行162 天神、都市高速、室見団地経由那の津四丁目行き」だそうだ。
またしても「夢の路線」であり、訂正もされていない。

どういうわけか、この手の間違いは伝染するらしい…(「SWEET NAIL(8)」の本文及びいただいたコメントを参照)。
(つづく)