走快エイトの気まぐれ人生

家族・スポーツ・スペシャルオリンピックス・教育・消防団・仕事・テレビ番組などの話題を、気ままに綴っていきます。

興味深かった1年選手

2010年01月03日 09時03分51秒 | スポーツ一般
東洋大の6区山下りを走っている市川選手(1年)に対するエピソードがとても微笑ましかったので、まだ箱根駅伝の復路が始まったばかりなのに、早々と投稿したくなりました。このブログを書き始めたのは6区の選手たちが、猛スピードで走っている最中です。市川選手は高知工業出身であり、幼い頃から四国の山の中で育ったそうで、時にはイノシシに追いかけられたとか…。

自然に、クロスカントリーの練習をしていた彼の容姿は、超痩せ形で脚が長く、それほど速く見えないのですが、実は物凄いスピードを出しているようでした。途中経過でも、転倒するアクシデントに見舞われながらも区間最高で走っている中央大の山下選手に、劣ることたった数秒の2位でした。市川選手は、前半ずっと笑顔さえ見え、走っているのが楽しくて仕方ないように見えました。

解説者の話では、高校時代から彼は下り坂が得意だったとのことでした。彼の実力を調べてみると、5千mが14分26秒という平凡な記録しかありませんでした。ちなみに、同大学2年の柏原選手は、13分48秒という記録でした。後半は笑顔が消え、泣きそうな表情も見え、失速しましたが1時間55秒で走り切り、襷を7区の選手にトップで渡しました。彼の今後の活躍が楽しみです。

山の神童再び!

2010年01月03日 05時51分50秒 | スポーツ一般
写真は、映画「風が吹いている」で活躍した寛政大(架空の大学)の駅伝メンバーです。もし、本当に映画のような実力があれば、シード権を手に入れられるような上位を、箱根駅伝で収められるかもしれませんね。箱根駅伝を見たら、またあの映画が見たくなりました。6連休最後の日ですが、昨日同様に箱根駅伝が待ち遠しくて、早起きしてしまいました。

2日は、珍しく一人も新年の挨拶に見える方がいらっしゃらず、静かな1日でした。例年ですと、近所に住む仲人をしてくださった老夫婦がいらっしゃるのですが、昨年秋にお婆さんが亡くなり喪中のため、元日の自治会合同新年会さえも顔を出されませんでした。お陰で、私は居間にある炬燵の指定席で、朝から箱根駅伝を集中してテレビ観戦できました。

地元の順天堂が出場しないため、昨年の秋から出雲と全日本の駅伝大会で連勝している日大が箱根でもその強さを発揮し、優勝できるか注目していました。1区で抜け出した明治の選手が、4区まではトップを譲らず先頭を走っていたのには予想外でした。2区では、これまで20人抜きさえ演じている怪物ダニエル(日大)でさえ追いつけませんでした。

5区に襷が渡った時点では、山の神童こと柏原選手(東洋)とも4分半近く差がついていたので、今年は明治が往路を制すのかと思っていました。ところが、昨年同様に柏原選手が異次元の走りを見せてくれました。23キロ前後という最長区間の5区で、中間点の前までに前の選手を続けざまに抜き、明治の選手さえもあっさりかわして独走となりました。

昨年の活躍があるため、各校からマークされており、まさか再び彼が大逆転をする走りをするとは…。それにしても、昨年は1年、今年だってまだ2年である柏原選手は、向かうところ敵なしといった感じの見事な山登りでした。しかも、昨年の自己記録を10秒縮めたというから、本当に恐れ入りました。感動して、夕方の自主トレでは、9キロも走りました。

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