走快エイトの気まぐれ人生

家族・スポーツ・スペシャルオリンピックス・教育・消防団・仕事・テレビ番組などの話題を、気ままに綴っていきます。

「おくりびと」の影響

2009年03月01日 11時25分44秒 | 自分&家族
アメリカでも認められた「おくりびと」という映画は、死に対する畏敬の念を改めて考えさせてくれた日本を代表する作品となりました。滝田洋二郎監督と言えば、「バッテリー」を始め多くの話題作を発表された素晴らしい方です。主人公を演じたモックンこと本木雅弘さんは、個人的に10数年前インドの旅とある本を通して納棺師について知ったそうです。共演されたベテラン俳優の山崎務さんは、確か「お葬式」という映画にも出演されていましたね。

私の女房も病院で働いている関係で、亡くなった患者さんに対する「エンゼルメイク」をしたことがあるそうです。その女房こそが、我が家でただ一人「おくりびと」を実際に鑑賞してきた人物です。私は、女房が記念に購入してきた映画のパンフレットを参考にこのブログを書いています。何度もテレビのニュースや娯楽番組で特集されているので、まるで自分が既に映画を見た気までしてきて、普段はあまり考えない死について、改めて考えてしまいました。

残念ながら、若い方が長生きするとは限らない時代に私たちは生きています。私の家族では、母が30年程前に病気で、父が2003年に頚椎損傷で、それぞれ死の淵を彷徨いました。幸い、手術と入院を経て奇跡的に生き延びています。2004年には、妻・長男・次男が乗った車が信号待ちしていたところ、メールを打ちながら運転中の愚かな青年の車に、ノーブレーキで後ろから追突され、車が大破する大事故に遭いました。運が悪ければ、3人とも死んでいたかもしれません。

私だって、高校3年の夏に腎臓の精密検査で入院した際、細胞を検体として私の身体から抽出時に原因不明の菌が侵入し、死ぬような苦しい経験をさせられたことがあるのです。また、土曜に見つけた両親のアルバムで祖父の葬式の写真に驚いたことがありました。それは、喪主を務めた父の年齢が、現在の私と同年齢だったということです。出来れば、寿命による両親の死や、病気・事故による家族の死とは永遠に関わりたくないものです。変な話、私がおくられる方になりたいものです。
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アルバムで見つけた!

2009年03月01日 09時05分53秒 | 自分&家族
いつも自主トレで走った後、帰宅してすぐ行うのが腰痛予防のストレッチです。昭和59年頃、あるランニング雑誌を通じ通販で購入したストレッチ用の器具があるのですが、納屋の室内に置いて未だに使い続けています。その室内には母屋に収めきれない雑誌や贈答品などがしまわれています。たまたま昨日の夕方、走後のストレッチ中に両親のアルバムを見つけ、興味深いことに気付きました。

ちょうど、私と同じくらいの年齢で、父が小中学校の同窓会に出席した写真がありました。日付は昭和60年4月でした。一緒の皆さんは、当時の父と同じ45歳間近ですが、時代の違いでしょうか、多くの方が私より老けて見えました。父の頭は殆ど白髪で、客観的に見ても現在の私の方が勝っている気がします。偶然ですが、4月に予定されている私の同窓会も同じホテルが会場であり、驚きました。

他にも、近所の風景写真がありました。昭和50年代に住宅地の造成で変わってしまう直前の風景でした。現在、その住宅地に住んでいる皆さんがご覧になれば、きっと信じられないと思うほどのド田舎で、田園風景が広がっていました。当時は、特に理由もなく撮影した風景写真でしょうが、今となっては、昔の名残を感じさせる、貴重な写真だと思います。早速スキャンしてパソコンに取り込みました。
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