アメリカでも認められた「おくりびと」という映画は、死に対する畏敬の念を改めて考えさせてくれた日本を代表する作品となりました。滝田洋二郎監督と言えば、「バッテリー」を始め多くの話題作を発表された素晴らしい方です。主人公を演じたモックンこと本木雅弘さんは、個人的に10数年前インドの旅とある本を通して納棺師について知ったそうです。共演されたベテラン俳優の山崎務さんは、確か「お葬式」という映画にも出演されていましたね。
私の女房も病院で働いている関係で、亡くなった患者さんに対する「エンゼルメイク」をしたことがあるそうです。その女房こそが、我が家でただ一人「おくりびと」を実際に鑑賞してきた人物です。私は、女房が記念に購入してきた映画のパンフレットを参考にこのブログを書いています。何度もテレビのニュースや娯楽番組で特集されているので、まるで自分が既に映画を見た気までしてきて、普段はあまり考えない死について、改めて考えてしまいました。
残念ながら、若い方が長生きするとは限らない時代に私たちは生きています。私の家族では、母が30年程前に病気で、父が2003年に頚椎損傷で、それぞれ死の淵を彷徨いました。幸い、手術と入院を経て奇跡的に生き延びています。2004年には、妻・長男・次男が乗った車が信号待ちしていたところ、メールを打ちながら運転中の愚かな青年の車に、ノーブレーキで後ろから追突され、車が大破する大事故に遭いました。運が悪ければ、3人とも死んでいたかもしれません。
私だって、高校3年の夏に腎臓の精密検査で入院した際、細胞を検体として私の身体から抽出時に原因不明の菌が侵入し、死ぬような苦しい経験をさせられたことがあるのです。また、土曜に見つけた両親のアルバムで祖父の葬式の写真に驚いたことがありました。それは、喪主を務めた父の年齢が、現在の私と同年齢だったということです。出来れば、寿命による両親の死や、病気・事故による家族の死とは永遠に関わりたくないものです。変な話、私がおくられる方になりたいものです。
私の女房も病院で働いている関係で、亡くなった患者さんに対する「エンゼルメイク」をしたことがあるそうです。その女房こそが、我が家でただ一人「おくりびと」を実際に鑑賞してきた人物です。私は、女房が記念に購入してきた映画のパンフレットを参考にこのブログを書いています。何度もテレビのニュースや娯楽番組で特集されているので、まるで自分が既に映画を見た気までしてきて、普段はあまり考えない死について、改めて考えてしまいました。
残念ながら、若い方が長生きするとは限らない時代に私たちは生きています。私の家族では、母が30年程前に病気で、父が2003年に頚椎損傷で、それぞれ死の淵を彷徨いました。幸い、手術と入院を経て奇跡的に生き延びています。2004年には、妻・長男・次男が乗った車が信号待ちしていたところ、メールを打ちながら運転中の愚かな青年の車に、ノーブレーキで後ろから追突され、車が大破する大事故に遭いました。運が悪ければ、3人とも死んでいたかもしれません。
私だって、高校3年の夏に腎臓の精密検査で入院した際、細胞を検体として私の身体から抽出時に原因不明の菌が侵入し、死ぬような苦しい経験をさせられたことがあるのです。また、土曜に見つけた両親のアルバムで祖父の葬式の写真に驚いたことがありました。それは、喪主を務めた父の年齢が、現在の私と同年齢だったということです。出来れば、寿命による両親の死や、病気・事故による家族の死とは永遠に関わりたくないものです。変な話、私がおくられる方になりたいものです。
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