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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

港区南麻布エリアの豪邸

2020-04-09 06:15:38 | 建物

東京で最上位の住宅地のひとつ南麻布4丁目から3丁目にかけてをのんびりブラリ旅をしてきました。

豪邸シリーズ第5弾になります。

まず歩いての印象は道路が広く交通量が本当に少なく、ゆったりとした街の空間が広がっている。

その中で広い区画のお屋敷と低層を中心とした高級マンションがバランスよく点在している。

しかし全体的に建物が古くなっていて街のあたえるインパクトがちょっと弱くなっている感じだった。

この住宅は時間を超えて暖かい存在感を伝えて来る南欧風の洋館で印象深い。

こちらの建物はデザイン的にも構造的にもパンチ力がある。

まるで宇宙船的なものを感じ、設計者の心意気を感じる。

南麻布の豪邸街の中ではオーソドックスな住宅です。

高い塀で覆われ内部の様子がうかがえない豪邸が少ない街で、

この家は塀でガードされ建物の上半分しか見えない。

RC造3階建てのおとなし気の抑えた意匠だがよく見るとゆるやかなアールのライン。

外壁の化粧材にもこだわりがあり、2階3階の階高が全く違うのは

2階の用途に想像を膨らませてしまう。

低層に抑えたイメージにしたい思いが個人的に伝わってくるデザインの豪邸。

ちょっと意匠に古さを感じてしまうが全体的に斜めのラインを多く用いて存在を訴えかけてくる。

もうちょっとしみじみ見てみたかった住宅だ。

街全体がしっとり落ち着いた雰囲気に包まれている。

緊張を強いるような冷たい空気が全くないのがこの街の特徴と言われている。

因みに南麻布4丁目の地価は田園調布の約2.7倍もし、

住宅地としては地価が日本一高いエリアと言われている。

静かな高級住宅地の中に騒然と自己主張している様な凝りに凝ったビルが現れた。

アールもあれば鋼製素材を使ったオブジェ的なものもあれば、屋上緑化もある。

塀の一部はまるで城の様な石垣造りもある。

一体この建物は何なのだ?

ここ港区南麻布辺りは海抜29.1mだそうだ。

この表示は東日本大震災の津波の経験からされるようになったのでは?

海抜が「above sea level」と英語で書かれている所も南麻布らしい。

ここ南麻布の地はかつて5代将軍綱吉の別荘もあった所で、

陸奥仙台藩伊達家下屋敷、陸奥盛岡藩南部家下屋敷があった。

現在の仙台坂、南部坂の由来はそこから来ている。

私立麻布中高校の方へ行くと細い道が行き止まりになり、Uターンできるようにロータリーに成っていた。

日本ではあまり見ない造りだ。

南麻布にはインターナショナルスクールのような国際教育を実践する公立校もあれば、

在日大使館の職員や外資系トップ企業に勤める外国人富裕層も多く暮らし、

ここには真のセレブの日常がある。

全体的に国際色豊かな空気が漂っている中で、

急に和の造り、高級料亭の有栖川清水のかなり長いアプローチが現れた。

ここはフィンランド大使館の隣でギャップが激しく新鮮な印象を与える。

4丁目一帯を歩いていると「アレ?どこかで見たことがあるナ」という電柱看板を発見。

千春皮フ科クリニックさん。

そうです、当社スミダワンのテナントさんで広尾に開院したという案内をもらったことを思い出した。

(2012-9-6付ブログ参照)

2丁目にあるかなり古くなったマンション。

そのベランダの空調室外機を隠す目隠しのデザインがやけにお洒落で

建物全体のイメージを生き返らせている。

これからのリフォーム、リノベーションの発想の参考になると自己納得した。

5丁目に下りて来て目立った豪邸。

晴れた日にまぶしいような真っ白の色が建物を引き立たせている。

今回の南麻布豪邸巡り散歩で一番インパクトがあって一体どんな方が住んでいるのだろうと思わせるのが

この一時代前だが時間を超えたオーラを出している豪邸だ。

大きく赤レンガでアールに成っている棟とコンクリート打放しに近い石材を貼った棟の2棟を

奥まった棟でつないでいるゾーニングになっている。

センターの棟の上部には人の顔の像がシンボルとして鎮座している。

赤レンガ棟の玄関が物語風ですごい。

又、太くなった蔓系の木が絡まっているのも味がある。

この豪邸のガレージを見たらヒョウ柄のミニクーパーが!

こんな車は見たことがない。

あまりにすごいので思わずパチリしてしまった。

すみませんでした。

3階建ての大屋根にチムニーが付いたメルヘンチックな大邸宅。

このような意匠の豪邸も好きだナー。

 

 

 

南麻布は日本一分譲マンション価格の高い地域の1つで、賃貸マンションが中心になっていて

新築分譲マンションの供給が少ないエリアでもある。

外交官や外資系ビジネスマンが多いのが賃貸マンション(大型で高級)の需要に成っているのだろう。

有栖川公園の広尾口に立った時から空に向かってそびえていたこの塔が気になっていた。

この建物は宗教法人末日聖徒イエス・キリスト教会の新築工事現場。

地上4階、地下2階で約2年半の工期で今年11月に完成予定だ。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あずき)
2020-12-30 19:24:34
はじめまして!
ブログいつも参考にしています。
南麻布の豹柄の豪邸素敵ですね。
拝見してみたいのですが、四丁目でしょうか?

宜しくお願い致します。
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Unknown (スミダマン)
2020-12-31 09:08:40
コメント有難うございます。お問い合わせの件ですが、個人情報の件もございますので詳しくは書けませんが、確か南麻布五丁目だったかと思います。 
これからも引き続きご愛読お願いします。
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