安全運転管理者協会の県外研修で滅多に行けない
市原刑務所視察に行って来ました。
この刑務所は、交通事故や重大な違反で懲役刑などを
受けた受刑者だけを収容する全国随一の刑務所です。
受刑者の刑期は4年未満と比較的短く、69年の開設以来
自主性を尊重する「開放的処遇」を目指しています。
今年9月に新庁舎が落成、刑務所を象徴する高い塀ではなく
外からも建物の外観などが見える
フェンスで囲まれています。
刑務所は厳粛な教育の場であり、受刑者は更生に向け
真剣に努力しているということから、一切、カメラ、携帯
現金等の持ち込みは禁止されており、写真は
撮れませんでした
私たちも大変緊張して私語は一切慎んで見学しました。
建物は単独室棟、準開放寮、開放寮、希望寮と
4つに分かれ現在206名の受刑者がいるとの事
3か所見学しましたが小さな家族の写真、ペットの写真が
片隅にありジーンとくるものがありました。
ネットから撮った「つぐないの碑」
受刑者はここで被害者の冥福を祈る。
見学中、何人もの受刑者とすれちがったが
皆、同じ制服を着て手を45度まで上げて軍隊のように歩いていた
ここは全く別世界だとつくづく感じた
この刑務所を出所しても俗に言う
「ムショ上がり」にはならないが
ここには絶対にお世話になってはならないと痛感した。