スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

安房小湊の旅

2012-12-07 09:10:39 | 旅 ~国内

夕方、小湊漁港に一隻の船が港に帰ってきた

たとえようのない美しい風景だ。ポエムだ!

日本の夕陽百選の一つに入っているらしい鴨川市

に向かっての夕陽、波の陰影がなんとも言えませんネ

あかね色の空。

誰もが一瞬詩人になってしまうほどの夕焼けの美しさ

日蓮の出身地である安房小湊にある日蓮宗の大本山

誕生寺の総門

1276年(建治2年)10月、日蓮の弟子日家が日蓮の

生家跡に建立。2度の大地震、大津波に遭い

現在地に移転した。

1706年(宝永3年)建立の誕生寺最古の建造物

仁王門山門

他の建物は1758年(宝暦8年)仁王門を残してすべて焼失した。

小湊山誕生寺の由緒が書かれてある看板

これを読むと誕生寺の歴史がよくわかる。

明治に入って有栖川宮家の御廟所もある

誕生寺境内の案内図、写真付でわかりやすい

日蓮聖人御幼像(昭和10年建立)

日蓮は貞応元年(1222)2月16日この地に降誕、12歳までここで

暮らしていた。この銅像は戦時に供出されたが

戦後、両国駅の近くで電車の窓からほとんど無傷で発見されたという

数奇な運命を辿っている。

日蓮聖人像を安置する祖師堂は10万人講により

10数年の歳月をかけ弘化3年(1846)に建立された。

平成3年、聖人像を修理する為、解体したところ

胎内より今から6百数十年前の造立を記す

貞治2年(1363)4代日静上人筆の古文書と薬草が

発見された。古文書には「生身の祖師」の名と宗祖誕生の

時と所が記されていた。

鯛の浦遊覧船の船乗場は誕生寺総門の前にある

あいにく当日は悪天候の為欠航

港の外は強風で大荒れ。特別天然記念物の鯛が

見れなくて残念でした。

その分、この周遊コース案内で勘弁してください。

伝説によれば、日蓮聖人誕生の際、大鯛が

海上に銀鱗を躍らせ聖人誕生を祝ったと言われています。

この地域内の鯛を取ると法律で罰せられます。



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