スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編296~

2020-02-25 07:02:45 | 食~番外編(県外)

宇都宮 みんみん

宇都宮市川向町1-23 JR宇都宮駅(西口)駅ビルパセオ3F

TEL 028-600-3151

仕事で宇都宮に行く用があり、

昼は「餃子の街・宇都宮」で餃子を、と決めていたので、

地元のタクシーの運転手さんに勧められたのがここ「みんみん」さん。

入店したのは若干早めの時間だったので、

わずかなウエイティングで済んだ。

店内の雰囲気は駅ビル内店舗の為、オープンで開放的。

2012年3月27日オープンということでまだ新しい造りだ。

しかし、ちょっと目を壁面に向けるとなんとなく重厚感も伝わってくる。

又、当店は持ち帰りもでき全国発送も取り扱っている。

その重厚感は壁に大谷石を随所に使われているのが理由だ。

しかも100年以上ものヴィンテージ大谷石を使っているとか。

さすが大谷石産地の近くにあるお店の内装だ。

上質でゆとりある空間が拡がっていた。

カウンターの前には「餃子の食べ方」が張り出されていた。

それによると餃子の本場は中国の天津・北京だとか。

そこの人達は酢6・7分、醤油3・4分の割合でたれを作るそうだ。

北京の通人は酢だけのたれで食べるのが最高だそうだ。

これが宇都宮みんみんの餃子メニュー。

餃子の種類は焼餃子(6個)230円、揚餃子(6個)230円、

水餃子(6個)230円の3種類ある。

極めてシンプルなメニューだ。

そもそも「みんみん」さんは昭和33年創業者が北京で覚えた味に

工夫を重ねて今の餃子ができあがったとか。

現在栃木県内に9店舗ある。

餃子だけでは寂しいと思っていたら1日限定25食の炸醤麺500円があった。

このメニューは2010年駅東口店開店時に復刻したメニューとか。

当店と駅東口店のみしか提供していないらしい。

これがみんみんの焼餃子と揚餃子。

正直言って最近食べた餃子ではNo1。

皮は適度なパリパリ感があって中はジューシー。

餃子の旨味がジワーッと伝わってきて、これは本当マイウー。

どこまでも余韻が残り、また是非食べたい逸品だ。

特に焼餃子が最高。

さすが復刻したくなることがわかる炸醤麺。

麺は名古屋のきしめんのような真っ白で透明感のある平打ち麺。

ツルツルしていて弾力がある。

具は甘辛に味付けをされた豚ひき肉のそぼろに

さやいんげん、きゅうり、もやしが添えられ、それを混ぜて食する。

これが意外にサッパリしていてさわやかな味と食感が口の中に拡がり

さいたま市内では味わったことのない逸品だった。

入口カウンターの所には宇都宮みんみんのラー油、お酢、

益子焼タレ皿など当店のオリジナル商品が販売されていた。

ラー油も酢も、こだわりがあるのですね。

宇都宮が餃子の街に成ったのは、

市内に駐屯していた第14師団が中国に出兵したことで餃子を知り、

帰郷後に広まったことがきっかけ。

又、宇都宮は夏暑く冬寒い内陸型気候のため

スタミナをつけるために餃子人気が高まったとも言われている。

1世帯当たり年間餃子購入額が2010年まで15年連続日本一、

2013年、2017年の再び日本一の座を獲得しているとのことです。

宇都宮駅西口駅前ペデストリアンデッキにある餃子像。

この像は餃子の街・宇都宮のシンボルとして

TV東京「おまかせ山田商会」(H5~H6まで放送)の番組企画で

餃子の皮に包まれたビーナスをモチーフに

地元産大谷石を使い製作されたものだ。

もう一つ発見したのが意外にも宇都宮が駅弁の発祥地だということ。

創業明治26年の「松廼家(まつのや)」の駅弁がそうらしい。

駅の構内に今でも売られている各種の駅弁。

知らなかったナー。


最新の画像もっと見る