思惟石

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【読書メモ】2015年5月 ①ボッシュ3冊

2021-05-20 16:09:47 | 【読書メモ】2015年
<読書メモ 2015年5月 ①ボッシュ3冊>


『エンジェルズ・フライト』マイクル・コナリー
ボッシュシリーズ6作目。
前回に引き続き言いますが、アメリカの警官は全員犯罪者。
はい。
あとエレノアとの破綻早いよ。
細かく描かれるよりは、夫婦にはいろいろあるよなと思えて、
いい扱い方だと思いますが、
もう、だめだこの男、と思うわ。
辞職までのカウントダウンが始まっている感じです。
あれだけフランキーを信じていたのだから、
条痕一致をコロッと信じたのとか、
チャステインが怪しいと思ったときに
フランキーの自殺を疑わなかったのとか、
人としてポンコツなところがだいぶ出始めている。
歳か。


『夜より深き闇』マイクル・コナリー
ボッシュシリーズ7作目。
マッケイレブ視点で、ボッシュが犯人ではないかと疑う。
アリバイも確認せず、符号だけでそう信じる元FBI捜査官は
相当なポンコツだと思うのだが。
発売時にリアルタイムで読んでいたら、
もしかしてボッシュが一線を越えてシリーズ完結か?!
とドキドキできたのかも。


『シティ・オブ・ボーンズ』マイクル・コナリー
ボッシュシリーズ8作目。
エドガーは優秀だしいいやつだと思うのだが、
ボッシュは彼に対してあたりがキツすぎやしないだろうか。
冷やかすぎるというか。
で、よくわからんメンヘラ女はすぐ信用しちゃう。
もう、致命的に女見る目ない。
ハードボイルド探偵って、女っ気なかったり
恋だの愛だの言わないイメージだけど、
女を見る目無いというのは新機軸かもしれない。
ううむ。
刑事辞める決心つけるのも唐突だ。
コメント
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