<読書メモ 2011年5月 ②>
結構、長編モノをがつがつ読んだ月です。
仕事も忙しかったはずなんだけど…大丈夫か、自分。
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『1Q84 book2』村上春樹
やはりハルキが好きである。
青豆のことが心配。
二人が無事に出会えるといいのだが、とはらはらする。
天吾に比べて状況がヘビーではないか。
(最初に刊行された際は、book1とbook2だけだったんですよね。
出版と同時に読んだ人々はbook2のラストを読んで
「え?これで終わりなの…」と戸惑う派と、
「ねじまき鳥と同じようにもう一冊でるよね?」と期待する派に
別れたような記憶が。
翌年、無事にbook3が出ましたけどね。
私はbook3まである状態で読めたので、
book2の疾走感と、雷の夜の混沌と、ラストの「ちょ!」という
盛り上がり、好きです)
『孤島パズル』有栖川有栖
火村先生じゃない方シリーズ。
なんだっけ先輩の名前。
(ちょ!
先輩の名前を忘れるの、早すぎないか…?!
<学生アリスシリーズ>です。
先輩は江神さんです。
まあ、前述したとおり、当時はあまり良いと思わなかったんですよね。
青春臭いな!と思ってしまって。
いま読んだら、違った感想になるのかな。
ポンコツ脳みそのおかげでトリックも忘れたし(自慢することではない)
再読しようかなあ)
『バナールな現象』奥泉光
独り言小説というか、ぼそぼそとつぶやき続ける小説というか。
嫌いじゃないしおもしろいと思うけど、無駄に長い。
(奥泉光、作品によって好き嫌いの振れ幅がでかいんだよなあ…
と、ぶつくさ言ったことがありますが。
心から「合わない」と思ったのは、クワコー2作目3作目の
ラノベっぽい表紙で中途半端な短編集になったやつだけです。
他は総じて「好き!」で、この『バナールな現象』だけ
ちょっと、他に比べると「好き」が少ないかなあ、
ちょっとだけどね、という所感。
要するに好きなんだな、奥泉光が)
『物語が、始まる』川上弘美
ちょっとファンタジックな短編集。
(表題作の『物語が、始まる』の他に『トカゲ』『婆』『墓を探す』
の4篇が収録されています。
中短編くらいの分量かな。
雛型と暮らす女性とか、座敷トカゲに振り回されるとか、
軽く説明しようと思うと、何言ってんだって内容にしかならないのですが、
川上文学なので大丈夫ですホントにそういう内容なのに
バッチリ文学ですおもしろくて、ちょっと切ないです)
結構、長編モノをがつがつ読んだ月です。
仕事も忙しかったはずなんだけど…大丈夫か、自分。
カッコ内は、2019年現在の補足コメントです。
『1Q84 book2』村上春樹
やはりハルキが好きである。
青豆のことが心配。
二人が無事に出会えるといいのだが、とはらはらする。
天吾に比べて状況がヘビーではないか。
(最初に刊行された際は、book1とbook2だけだったんですよね。
出版と同時に読んだ人々はbook2のラストを読んで
「え?これで終わりなの…」と戸惑う派と、
「ねじまき鳥と同じようにもう一冊でるよね?」と期待する派に
別れたような記憶が。
翌年、無事にbook3が出ましたけどね。
私はbook3まである状態で読めたので、
book2の疾走感と、雷の夜の混沌と、ラストの「ちょ!」という
盛り上がり、好きです)
『孤島パズル』有栖川有栖
火村先生じゃない方シリーズ。
なんだっけ先輩の名前。
(ちょ!
先輩の名前を忘れるの、早すぎないか…?!
<学生アリスシリーズ>です。
先輩は江神さんです。
まあ、前述したとおり、当時はあまり良いと思わなかったんですよね。
青春臭いな!と思ってしまって。
いま読んだら、違った感想になるのかな。
ポンコツ脳みそのおかげでトリックも忘れたし(自慢することではない)
再読しようかなあ)
『バナールな現象』奥泉光
独り言小説というか、ぼそぼそとつぶやき続ける小説というか。
嫌いじゃないしおもしろいと思うけど、無駄に長い。
(奥泉光、作品によって好き嫌いの振れ幅がでかいんだよなあ…
と、ぶつくさ言ったことがありますが。
心から「合わない」と思ったのは、クワコー2作目3作目の
ラノベっぽい表紙で中途半端な短編集になったやつだけです。
他は総じて「好き!」で、この『バナールな現象』だけ
ちょっと、他に比べると「好き」が少ないかなあ、
ちょっとだけどね、という所感。
要するに好きなんだな、奥泉光が)
『物語が、始まる』川上弘美
ちょっとファンタジックな短編集。
(表題作の『物語が、始まる』の他に『トカゲ』『婆』『墓を探す』
の4篇が収録されています。
中短編くらいの分量かな。
雛型と暮らす女性とか、座敷トカゲに振り回されるとか、
軽く説明しようと思うと、何言ってんだって内容にしかならないのですが、
川上文学なので大丈夫ですホントにそういう内容なのに
バッチリ文学ですおもしろくて、ちょっと切ないです)