思惟石

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親不知を抜き、丸谷才一『星のあひびき』を読む

2017-12-08 12:27:53 | 日記
どーでもいいですが、親不知を抜きました。

痛み止めを打ってもらっているので
抜歯の際に痛みは感じないのですが、
なんか、「土木!」って感じのゴリゴリバキバキした音が
恐怖を掻き立てる……。
クライマックスで頭蓋骨に響くような音がしたのと、
傷口を縫っている糸が意外と太いのが印象的でした。

そして、じわじわ痛い…。
あと、めちゃくちゃ腫れる…。

左頬が腫れるだけで、こんなに人相って変わるんだなあと
鏡の中の自分をしげしげと見つめてしまいました。

抜歯後、数日間はじくじく痛むし
口内の違和感も大きくて、
とにかく気が散る。集中できない。
仕事が進まない(いつもだけど)。

なので、読書は軽めのエッセーがいいな、と思って。
丸谷才一『星のあひびき』です。
うん、あまり軽くはないな。

一篇辺りの文字数は少な目で、気ままにさらっと読めます。
テーマとしては書評や文学談義が多め。
相変わらず薀蓄と含蓄に富んでいて面白いです。
モーツァルトと源氏物語が埋もれていた話しとか。
フランスかどこかの夫婦作家が選んだ男が好む10冊女が好む10冊への
毒舌っぷりとか、面白かったです。

ちなみに親不知を抜いて一週間、想像以上に食事が摂れない
(噛みにくいし、美味しいと感じない)のだが、
痩せないのはなぜなんだろうか。責任者出てこい。
コメント
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