議会の一般質問の通告が終わると、
質問に対する答弁を担当する課から、
●具体的にどんな質問をするのか、
●答えのイメージはこれでいいのか
といった、打ち合わせ的なミーティングがあります。
議員になった当初は、
すごく違和感がありましたが、
まあ、すれ違う答弁をいただくよりは、
コミュニケーションをとりながら、
折り合いのつく答弁をいただけたり、
市が「わかっていても、『たぶんそんな気がします』とは言えない」立場であることも知ったりします。
これは「馴れ」ではなく、
「立場の違いを認め合う関係づくり」なのかなあと、
今は思えます。
私は、どこまでも「市民」ですが、
市の立場も知ることで、
「うまくつなぐ」チカラは、
少しついてきたように感じます。(あくまでも個人の見解ですが)
今日は、質問の中の1つ、
いわゆる「生理の貧困」について、
「ジェンダー平等」として質問しているのですが、
「生活困窮者への対応」としての取り組みを答えられる、ということだったので、
私は、あくまでも「『ジェンダー平等』の視点」で、
「生活困窮者だけでなく、『生理』によって女性が日々感じるストレスや不平等」についての「人権推進課」の取り組みを答えてほしい、
と言いました。
なかなか理解しにくい問題だとは思いますが、
4月7日のブログに書いているように、
「一人ひとりの女性個人の問題」で、
社会の問題とは考えられていなかった「生理」を、
社会の問題として、
ともに労り、支え合う社会にしていくことこそ、
「ジェンダー平等」に一石を投じていくと思っています。
ここは、
今回の質問で1番強調していきたい点です。
「ジェンダー平等」や「子ども」に関わる視点を変えていくことは、
社会の価値観を変えていくことに繋がり、
今まで「生きづらさ」を抱えていた人たちとも繋がり合える社会になると思っています。
とはいえ、
この一般質問の打ち合わせが始まると、
複数の議員から質問が集まる課は、
対応に追われるだろうなあと推察します。
いつも、長時間のやりとりにお付き合いいただき、ありがとうございます。
私の一般質問は、
6月7日(月)の、予定では午後3時半からです。
前の方の質問終了時間によっては、少し早まるかもしれませんが、
お時間ありましたら、
議場にお越しいただいて、
感想などお聞かせいただけるとありがたいです。