昨日のブログでも書いた、
茨木市のフォーラムですが、
このキャッチコピーの「安心して困れる」というフレーズについて。
「困る」のは、ふつうは避けたいことだと思うのですが、
「困る」から、「誰かに聞いたり、助けてもらったり」することが必要になり、
「他とのつながり」が生まれます。
困らなかったら出会えなかった人と出会い、
「誰かとつながる」ことで、
新しい考えや価値観と出会え、
選択肢が広がる、と考えると、
「困る」ことも悪くないという気持ちになれます。
そして、
大切なのは、
「安心して困れる」ということだと思えます。
●「困った」ときに、相談できるところがあること
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●いろいろな気持ちがあるので、相談できるところは複数であること
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●その場所は、どこも、「行きやすい場所」で、「対応してくれる人が、どこまでも寄り添ってくれる場所」であること
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●本人の気持ちが一番大切にされること
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●そんな場所があるという情報を、日常何でもないときから持っていること
こんなことが、
「安心して困れる」ということではないかと思います。
「『困ったらここにいけばいい』という場所があること」だけでなく、
「そのことを一方的に知らせる(広報を見てください的な)」だけでなく、
「その情報がきちんと届いているか」までしっかり責任を持つ市政であってほしいと願います。
「安心して困れる街」、
今、私の心をとらえて離れないフレーズです。