昨日、知事御自慢の新公共経営(NPM)の改革成果が県から発表された。
「全職員による業務の不断の見直し:ひとり1改革運動の推進(17年度12,392件18年度12,590件)」
静岡新聞はこれを「職員による業務改革提案数は18年度実績で全国二位の一万二千五百件で経済効果は約百四十一億円とはじいた」とその成果を報道した。
しかし、これは誇張どころか欺瞞に満ちた虚偽というべき報道である。
なぜなら、比較というものは同じ条件下であるものにおいて可能であるのにもかかわらず、全く異なった条件下のものを比較しているからだ。
例えば、「18年度12,590件」、実際の提案は約千百件程度に過ぎない。
それ以外は何かというと、「片面コピーだったものを両面コピーにして紙を節約しました。効果はおよそ年間2万円です。」とA課B係の職員が入力したとする。これを見たB課C係とD係が「私も実行しました」という入力をしたとする。
これで3件のという計算をするのが静岡県庁方式だ。(効果も自主申告)
県の組織には多くの係がある。
件数が少ないから入れるようにとの上からの指示があればどうしても安易な方法に流れがちだ。
結局、1万2千件のほとんどがこの手の「私も実行しました」だ。
しかも毎年同じような内容のものがあってもお構いなし。
他の真面目に取り組んでいる自治体から見たら水増どころか虚偽件数だ。
しかもこれは今に始まったことではなく組織の風土となっていることは
<石川県政の功罪(情報操作)>
http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kensei4.html
で実証済みである。
県にとって成果とは数字であり、これは県民を欺いても達成すべきものなのだろう。
幸い全国紙では地方版ですら採り上げなかったが、当ブログにはマスコミほか、他県庁や県内市町からもアクセスしていただいており、是非、これを反面教師として、当県の実態を見ていただき、国民のための真の改革に取り組んでほしい。
「全職員による業務の不断の見直し:ひとり1改革運動の推進(17年度12,392件18年度12,590件)」
静岡新聞はこれを「職員による業務改革提案数は18年度実績で全国二位の一万二千五百件で経済効果は約百四十一億円とはじいた」とその成果を報道した。
しかし、これは誇張どころか欺瞞に満ちた虚偽というべき報道である。
なぜなら、比較というものは同じ条件下であるものにおいて可能であるのにもかかわらず、全く異なった条件下のものを比較しているからだ。
例えば、「18年度12,590件」、実際の提案は約千百件程度に過ぎない。
それ以外は何かというと、「片面コピーだったものを両面コピーにして紙を節約しました。効果はおよそ年間2万円です。」とA課B係の職員が入力したとする。これを見たB課C係とD係が「私も実行しました」という入力をしたとする。
これで3件のという計算をするのが静岡県庁方式だ。(効果も自主申告)
県の組織には多くの係がある。
件数が少ないから入れるようにとの上からの指示があればどうしても安易な方法に流れがちだ。
結局、1万2千件のほとんどがこの手の「私も実行しました」だ。
しかも毎年同じような内容のものがあってもお構いなし。
他の真面目に取り組んでいる自治体から見たら水増どころか虚偽件数だ。
しかもこれは今に始まったことではなく組織の風土となっていることは
<石川県政の功罪(情報操作)>
http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kensei4.html
で実証済みである。
県にとって成果とは数字であり、これは県民を欺いても達成すべきものなのだろう。
幸い全国紙では地方版ですら採り上げなかったが、当ブログにはマスコミほか、他県庁や県内市町からもアクセスしていただいており、是非、これを反面教師として、当県の実態を見ていただき、国民のための真の改革に取り組んでほしい。