「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

(無題)

2008-03-14 00:13:05 | 日記
ガソリンが安くなりそうだ。
暫定税率期限切れが現実となりそうだからだ。
与野党の駆け引き、どちらが勝ったかといえば、一般財源化や期限切れなら野党。
期限切れせず一転特定財源としてある程度の暫定税率でも妥協継続なら与党。
政治家の中にはいまだ期限切れなら国民生活に大混乱をきたすなどと脅し文句でけん制する輩がいる。
しかし、現実にはその心配には根拠がない。
案外とすんなり多くの国民に受け入れられるし何も起きないことでそのように脅していた側の信用が問われることになるだろう。
もちろん一部の役人や建設関係業者などが割りを食うが個々の国民にとってどうかが問題であり、ガソリン安や物価が下がって文句を言う国民はほとんどいないのが現実の姿だからだ。

さて、こういう政治家の一人でもある石川知事。
地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合「せんたく」への参加の理由の中で「(地方分権で、)参加者に対して自分の考えをアピールして同調者を増やすことができればいいと思っている」などと野心を示しているが、県民からの支持率も低位の知事がこういう国民受けを必要不可欠とする集まりの中で主導権を握ることは困難というものだ。
まさに玉石混淆、同床異夢の集まりとなってしまった「せんたく」。看板メンバーの東国原宮崎県知事の国交省擁護姿勢の欺瞞が4月以降のガソリン安の恩恵で顕在化すれば、もはや現実の政治において主導権を握る可能性は事実上途絶える。

それにしても与党の危機管理能力、先読み能力があまりに非力だ。伊吹さん、そろそろ引退したほうがよいのでは。センスなさすぎです。