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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

お肉屋さん直営の名食堂 白糸台『やすいみ~と』

2024年02月28日 | 定食、食堂
昨年、「府中市 食堂」でネット検索したところ、安くてウマそうな個人経営のお店がたくさん見つかった。
それらをいくつか巡り、舌鼓を打ちながら、「そういえば!」と思い出したのが『やすいみ~と』
お肉屋さん(株式会社安井ミート)が経営する、肉料理が自慢の名店として、以前から存在だけは知っていた。
最寄り駅は、西武多摩川線の白糸台か京王線の多磨霊園で、立ち寄る機会がなかったが、
メジャーではない駅でも長年人気を維持しているのは、素晴らしいお店に違いないと思い、
先日ついに初訪問も、満席のため入れず(泣)。評判どおりの繁盛店なので、以降は電話で席予約をしてから向かっている。

お店の正式名は、『とんかつ割烹 やすいみ~と』。ただし、とんかつ以外も豊富な品揃え。


カウンター席に案内され、まずは「白ホッピー」550円を注文。焼酎量は普通よりやや多めか。


フードメニューを撮影したので、一気に掲載。まずは【一品】と【逸品】。


【焼き鳥】など串焼き類や、お肉屋さんだが、刺身類などの【おさかな料理】もある。


【サラダ・豆腐料理】に食事類やデザート、


とんかつ以外の揚げ物や、煮物、焼き魚、


最後に「とんかつ」などの定食類で、おかず単品は200円引き。下に写っているお通しは、330円。


激安の商品こそないが、量やクオリティなどを考慮すれば、どれもリーズナブルといえる。
上記から私は、「豚モツの煮込み」550円、「お肉屋さんのコロッケ」385円、「自家製豚バラ焼豚」1045円を注文。
客も多いが店員さんも多く、手を上げればすぐに気づいてくれるので助かる。

最初に、ホッピーのお供・もつ煮込みが登場。


味噌ベースのさらっとしたスープに、ニンジンやダイコンも入るタイプで、もつは当然、臭みは皆無。


ひと口食べると、出汁が効いたスープが、もつや野菜をしっかり受け止める、想像以上のウマさ! 
昔、仕事でもつ煮を作ったことがあるが、出汁なんて取らず、せいぜい「ほんだし」など顆粒タイプの調味料を少し加える程度。
定食の味噌汁に使う出汁を流用したのかもしれないが、生涯最高かもしれない絶品煮込みである。
続いてコロッケが登場。商品名は「お肉屋さんの」だが、じゃがいもが大半でひき肉は少なめ。


卓上には、とんかつ専門店ならではの、壺に入ったソースが濃厚ソースがあるので、使わせていただく。


コロッケの風味が淡白なので、ソース量は上記程度でじゅうぶん。私はさらに追加したため、しょっぱくなってしまった。
ホッピー中275円をお替わりした頃、自家製焼豚が運ばれてきた。


ネギをよけ、取り皿に移したのがこちら。私の好きな醤油炊きタイプで、見ただけでウマいのがわかる。


煮込み、コロッケ、焼豚は、チェーンなど普通の居酒屋にも置いてあるし、頼む機会も多い私だが、
やはり肉屋直営の食堂だけあって、それらのお店よりすべてワンランク上の印象だ。

ホッピーセットをお替わりし、各種料理をたいらげ、シメのお食事を注文。
お店自慢のとんかつ定食も考えたが、ロース140グラムとご飯を食べ切れるか、少々不安なので、
値段が安い分、量も少なそうでデザートとして注文することも多い、「半熟卵のカルボナーラ」715円を選択。


パスタと玉子にルッコラ(かな?)、そしてクリームに黒コショウ。シンプルというか、肉が見当たらないのが少々さみしい。
なので、いつものように、残った焼豚をゲスト参戦させる。自家製ベーコンとか入ると嬉しいのに。


量は予想どおり控えめだったが、味は、どこかで食べた記憶のある、無難なタイプ。
よく見たら、小さなベーコンも混ざっていた。失礼ながら業務用ソースかな?


それでも、黄身ちゃんを崩せば、ビジュアルも含め、私にとっては立派なごちそうになる。


食べ終えたら、さすがに腹パンパンになったので、お会計をお願い。
他にも興味のある料理は多いが、ひとりでは限界があるので、数日後に、飲み仲間の先輩とふたりで再訪問。

今回はお座敷席に案内され、まずは「サッポロ樽生 黒ラベル ジョッキ」715円で乾杯。限りなく大に近い中ジョッキだ。


おつまみをジャンジャン頼んだので、一気に紹介していく。
まずは、前回豚もつ煮を注文したので、今回は「牛スジの煮込み」660円を。


残念ながら、もつ煮とは異なり出汁が効いておらず、一般的な味付けだった。個人的には、もう少し牛スジが大ぶりな方がいいな。


とんかつ割烹ということで、自慢のかつ…といきたいが、私は玉子とじが好きなので、「国産豚のかつ煮」1100円をオーダー。

※+220円で「カツ丼」にもできる

かつは当然、煮込んでも柔らかさを保っており、厚さも適度で、ビールにぴったり。椎茸が結構入っているのも意外。


後半では、「やはりとんかつも食べよう」と、「わらじとんかつ」定食の単品1595円を追加。


ヘタな写真でわかりづらいが、肩ロースを300グラム使用した、わらじサイズのとんかつである。
男性はふたり、女性なら3~4人で取り分けて食べるのに、ちょうどいい量ではないかな。


先述した、卓上のとんかつソースとの相性も抜群。やはり専門店のカツはウマいねえ。
前回のコロッケもそうだったけど、こちらの揚げ物はラードではなく、クセのない油を使用しているようだ。
コロッケ類では、これまた好物の「カニクリームコロッケ」660円も注文。これもヘタな撮影で、2個とも大きさはたぶん一緒。


カニの身は少なめだが、その分ホワイトソースの旨味がストレートに伝わる。付属のデミソースも美味しい。


2杯目からは「ウーロンハイ」495円に替え、3杯目もウーハイを頼んだところ、
女性店員さんが「男前ジョッキもありますが」とおススメしてくれたので、そうしてもらう。
運ばれてきたのは、さっきの倍以上はありそうな、重いジョッキ。


ドリンクメニューを確認したところ。「男前生ビール」という、通常の倍以上のサイズがあり、酎ハイ類でも注文可能なのだろう。


会計後にレシートを確認したところ、価格はちょうど2杯分の990円だった。
聖蹟桜ヶ丘駅の居酒屋『三太』の「エコジョッキ」と同様、たくさん飲む人には「男前ジョッキ」がお得である。

大容量の酒に合わせ、料理もまだまだ注文。こちらは、これまた私の大好物である「手作り餃子」550円。


焼き色にややムラがあるが、野菜と肉のバランスが良く、専門店にも見劣りしない餃子であった。
先輩が頼んだ「大人のポテトサラダ」550円は、いぶりがっこが含まれており、大根嫌いの私は食べられず(嘆)。


この日の締めorデザートは、「ミックスフライ(B)」定食の単品1265円。選んだ先輩も同意した私も、どうかしている(笑)。


内訳は、あじフライ、大海老フライ、メンチかつ。今気づいたが、メニュー表ではあじフライではなく。ヒレかつと記されている。
理由は不明だが、豚肉のカツはすでに結構食べていたので、あじフライで問題なし。
メンチはひき肉と玉ねぎが粗目で歯応えがよく、ウーハイが一気に進んだ。「手ごねハンバーグ」も食べてみたいね。


ウーハイをがぶ飲みし、お腹もパンパンのはずだが、ほろ酔いでゴキゲンなままお会計。
実は初回訪問時もそうだったのだが、さんざん食べたあとなのに、帰宅後や翌日に、気持ち悪くなったりすることは皆無。
これぞ、良質な肉や油を使用している証拠ではないか。ただし、体重はそこそこ増えていそうだが(苦笑)。
店員さんたちの愛想も良く、胃もたれの心配もなし。食事中だけでなく、食後も気分がいい

「混んでる」以外は欠点が見当たらず、自信をもって他人におススメできるやすいみ~とさん。
府中屈指の名食堂という噂は事実であり、これを読んだ皆さんにも、ぜひ足を運んでいただきたい。

※おまけ 男子トイレの壁にあった貼紙



とんかつ割烹 やすいみ~と
東京都府中市白糸台1-23-3
西武多摩川線白糸台駅から徒歩約5分、京王線多磨霊園駅から徒歩約8分
営業時間 11時半~14時、17時~23時 日曜夜は16時半~22時半 ラストオーダーは昼は10分前、夜は1時間前
定休日 日・祝の昼と、火の夜
※上記データはお店HPを参照しました
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