明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

つるつる温泉の帰りに 武蔵五日市『初後亭』

2019年05月12日 | そば、うどん
先日、武蔵五日市にある入浴施設『つるつる温泉』に行ってきた。


立川駅から電車に乗って30~40分。武蔵五日市駅からはバスで20分。


バスは時間によって、写真のような機関車タイプもあり、お子さんたちに好評の様子。


もろちん、今でもピュアな心を持ち続ける私(幼稚ともいえる)も、いいトシこいて大喜びで乗車した。
浴場内は当然撮影禁止なので、ホームページから拝借した画像を掲載。
     (C)東京都の天然日帰り温泉 つるつる温泉公式ホームページ

本当にお肌がつるつるになる、当温泉については、別の機会に改めて紹介したい。

さて、つるつる温泉にも食堂はあったが、そこでは湯上りのビールとおつまみ程度ですませ、
再び例のバスに乗って、武蔵五日市駅に戻る。目的は、駅近くにある『初後亭』さん。
自家栽培した小麦粉と蕎麦粉を使用する、自家製うどんとそばのお店だ。
お店の場所は、外に「うどん」のノボリが多数出ており、すぐにわかった。

※「亭後初」ではなく「初後亭」である。念のため

お店のHPによると、うどんやそばの原料だけでなく、この建物も自家製らしい。スゲエ!
店内も普通の民家のような造りで、温厚そうな夫婦が迎えてくれる。入口で靴を脱ぎ、お座敷風の広間へ。
メニューはこんなかんじ。ヘタな撮り方ゆえ、一部しか見えず申しわけない。


うどんのジャンルでいえば、「武蔵野うどん」のカテゴリーに入るのかな。
普通の「湯もりうどん」が870円なら、+30円で肉入りの方がお得だろうと思い、「湯もり肉汁うどん」を選択。
まずは、お茶とお新香が出てきた。うどんは当然、オーダーを受けてから茹で始めるので、完成まで15分ほどかかった。


調理している間に、トイレへ行きたくなったので場所をたずねたら、一度サンダルで店外に出て、


少々歩いた場所にあると教えてもらう。あとで知ったが、すぐそばに喫煙所もあったらしい。


写真はないが、このトイレがある庭(?)の周辺は、緑が多くてのんびりとした気分になれるよ。
しばらくすると、お待ちかねの「湯もり肉汁うどん」900円が出来あがった。


冷たいタイプと違い、温かいタイプは、麺同士がくっつかないよう、湯の中に入っている。
しかし、ただのもりうどん+肉汁かと思っていたが、けっこう具材が入っているではないか。


白菜、ニンジン、大根、ほうれん草にカマボコ。野菜も地産物なのかな?
茹でた野菜は、武蔵野うどんでは「糧(かて)」と呼ぶが、こちらのお店では「まし」という名称になっており、
うどんと一緒に、つけ汁で食べるよう、味は付いてないそうだ。
さて、お店のウリである粉から自家製のうどんは、ややグレーがかった中太タイプ。


何もつけずにそのままかじってみると、塩分はさほどきつくなく、ほんのり小麦の風味。
ゴツゴツとした舌触りだが、かなりの噛み応え。冷水で締めた冷たいうどんならば、さらに強いコシが楽しめるだろう。
一方のつけ汁は、最初のひと口はちょっとしょっぱく感じたが、うどんの湯で徐々に薄まっていく。


特筆したいのが、豚バラ肉のウマさ。汁に旨味が溶け出しても、なお旨味がじゅうぶん残っている。
地元の顔なじみのお肉屋さんから仕入れているそうで、「アイツの店の肉はウマいでしょ」と店主も自慢。
最近サイドメニューとして加わったらしい、「豚ばらご飯」300円も食べておけばよかった。

途中で、別皿で提供された柚子胡椒も溶かし入れ、うどんを食べ終えたところで、
デザートとして「地卵のプリン」300円を追加注文。


上のカラメルシロップは、苦みがなく甘味強め。肝心のプリンも、硬そうな見た目に反し、なめらかであった。
申しわけないけど、東村山にある某うどん店のプリンより、ここの方が断然ウマイ。
この日は、肉汁うどんとプリンだけだったが、冷たい「もりうどん」や10月~5月限定の自家製の「蕎麦」、
さらに、お店の名物である、鰹節と醤油と茹で湯で食べる「引きずり出しうどん」も食べてみたい。

お会計時、「美味しかったです」と告げたあと、店主と少々会話させていただく(先述の肉屋さんのことなど)。
お店を出ると、閉店時間が近づいたからか、店主もあとから店外のノボリを片付けるために外へ出てきた。
目が合ったので会釈すると、「今日はどうも。気をつけてお帰りくださいね」と声をかけていただいた。
普段、温かい言葉をかけられることの少ない私は、こういうひと言に弱い…。
「ハイ、近いうちにまた来ますので!」と返答し、すがすがしい気分で駅に向かう私であった。
今度は、つるつる温泉のついでではなく、初後亭を目当てに武蔵五日市へ来ようと思う。



初後(しょうご)亭
東京都あきる野市三内字初後
JR武蔵五日市駅から徒歩約3分
営業時間 11時から16時半(16時ラストオーダー)
定休日 木、金(祝日は営業)
※奥に個室もあり
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