明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

油そばの「テンイチ」 立川『天下一』

2020年07月07日 | ラーメン、つけ麺など
前回、中華食堂チェーンの『天下一』を紹介したばかりで紛らわしいが、
今回は立川にある、油そば専門店の『天下一』を取り上げてみる。
こちらも、こってりラーメンの『天下一品』とは別会社なのだが、天下一品・立川店とは至近距離にあるためか、
「食べログ」では、油そばの天下一のページに、こってりラーメンの画像を投稿しているバカがいたりする。
お店の不手際は、「口コミ」で容赦なく指摘するくせに、テメエのミスには責任を取らず放置。というか、ミスに気づきもしない。
飲食店にとって、食べロガーはコロナウイルスと同等の害悪だよ。

油そば天下一の母体は、株式会社天輝といい、『味の天徳』という油そば専門店を、八王子や分倍河原などに出店している。
「天下一」という屋号は、現在は立川店だけらしいが、油そばのメニューやコンセプトは、ほぼ一緒のようだ。
その立川店は2012年にオープン。油そばがワンコイン500円、24時間営業
さらに30分で8人前食べると1万円贈呈などのチャレンジメニューで、話題を集めた。


チャレンジには3000円必要のようだが、2人前の大盛×4なら、700×4=2800円で、200円損ではないか。
私は、こういう数字の誤差が異常に気になる人間なのだが、200円は参加料と考えればいいのか。
実際、成功して賞金を獲得した客は多いらしく、店内の至る所に成功者の顔写真が貼ってあるが、
脂ぎったデブは少なく、ギャル曽根さんのような、スリムな女性が多いのに驚かされる。
私はチャレンジこそしたことはないが、「24時間営業」がありがたく、
開店当初は、酩酊or泥酔状態で終電で帰ってきたときに、たびたび入店したものだった。
酔っぱらって、油や糖質を欲する脳と身体には、油そばは最適だからね。

油そばは、「醤油」「塩」「豚骨」に、途中から「カレー」味が加わった。現在はジャージャー麺もやっている。
並が麺1玉500円(醤油だけ490円)で、大盛が2玉700円、特盛が3玉900円と、200円ずつ増える。100円で半玉追加も可能。


下記画像は8年前にガラケーで撮影した、「醤油・並」に「生玉子」50円。「マヨネーズ」100円を選択することもあった。


あと、帰り際に毎回、「餃子無料券」をくれるので、せっかくなのでビール(当時は300円)と一緒につまんだことも。
餃子の味については…まあ無料ならいいかな、というレベルで、定価は300円、現在は350円。
そんな油そば天下一さんだが、いつもいるリーダー的な店員が、自分はろくに働かないくせに、
客の前で外国人バイトを叱りつけている場面を何度も見かけたため、不愉快になり通う気が失せた。
その憎たらしい店員は、漫画「孤独のグルメ」のように客にアームロックでもかけられたのか(立川ならありえる)、
最近姿を見かけることがなくなったため、今では年に1回程度、利用するようになった。

以下は、1年半ほど前の深夜1時台に食べた、「塩・特盛」。


上記画像ではわからないだろうが、大きな丼に麺が3玉入っている。
油そばなので、よ~く混ぜて食べる。私は、卓上の黒コショウを振りかける程度で、酢は使用しない。

※麺は3人前だが、具材は1人前なので、少々さみしい

途中、おろしニンニクを追加し、約10分ほどで食べ切った。


10分で3玉食べられたのならば、30分で8玉完食・1万円獲得も可能そうだが…そう甘くはないんだろうな。
ひとりで店を回していた、外国人店員さんに「ごちそうさま」と告げ店を出る。深夜はワンオペになるのかな。

こちらのお店では、不定期ではあるが、「ナポリタン」などの期間限定メニューをやる。
あるとき、入口扉に「カルボナーラ風そば」(正式名称は忘れた)の貼り紙を発見したため、食べてみることに。
生玉子付きで並600円の食券を購入し、前回とは別の外国人店員さんに渡す。
数分後、(待てよ、1玉じゃ足りねえな)と思い、あわてて「すみません、やっぱり大盛(2玉)にできますか?」とたずねると、
店員さんは「300円追加ネー」と応じてくれたので、100円玉をみっつカウンターに置き、今後の展開を予測する。

このケース、本来ならばほとんどの店が
1、「もう調理を開始しているので無理です」と断るはず。他に考えられるのが、
2、今茹でている麺に、さらに麺を追加し、同時に茹で上がったものをカルボナーラにする。
これだと当然、前半部が柔らかめか、後半部が硬めとなるが、この方法を選ぶ飲食店も存在する。
名前は出さないが、とあるラーメン店で、私の注文から約5分後に客が来店し、食券を購入。
当然、麺を茹で始めたのも5分の差があったのに、私も後客もほぼ同時にラーメンが出てきた。
私の麺はいつもと同じ仕上がりなので、あとの客の麺は超バリカタだったはず。いいのか?
3、最初の麺を先に茹で上げておき、あとの麺が茹で終わってから双方を混ぜ、カルボナーラにする。
これでもやはり、先に上げた麺を少し放置するため、仕上がりにムラが生じる。
まあ、あとから追加注文したこちらも悪いし、麺の硬さの差異を楽しめるメリット(?)もある。

2と3のどっちかなあ、とカウンター席から調理の様子を眺めていたら、ちょっと予想外の方法で提供された。
4、まず、最初に茹でた麺でカルボナーラを完成させ、


次に茹でた麺でもうひとつカルボナーラを作り、あとから提供する

※左が新、右の旧はよくかき混ぜ、コショウをふりかけた

まさか、こんな斬新な方法とは(笑)! 大盛が2玉だからこそできる技だ。
意外とマジメな外国人店員に感謝しつつ、2人前をキッチリたいらげ「ごちそうさまです」。

その後はコロナ騒動もあり、久々の訪問となった先日。夕方だったので、若い日本人男女のふたり回し。
油そばは並520円(醤油も同額)、大盛740円、特盛960円、半玉追加110円と、麺だけ少し値上げしていた。
ワンコインでなくなったのは残念だが、これくらいの額は仕方ないよね。ちなみに8玉チャレンジは3000円のままだ。
この日は、油そば「カレーの並」に「生玉子」に「半ライス」100円、


さらに近年メニューに加わった、「黒豚焼売」390円を追加してみた。


焼売も、餃子と同様自家製ではないだろうが、一度温めたものを、餃子焼き機で底面を焼くのが面白い。
カレー油そばは、カレーをぶっかけるタイプではなく、カレー風味の油が底に沈んでいるだけで、
下記のとおり、見た目は他の油そばと変わりはない。ただし、カレー油は意外とスパイシーだったよ。


いつものように生玉子を中央に乗せ、コショウをぶっかけ、よく混ぜて食べる。


この日の黄身ちゃんは、混ぜてもなかなか崩れない、元気なタイプ。高級な玉子だろうか(←絶対違う)。
愛しい黄身ちゃんをサルベージして、小どんぶりを作ってみた。おお、なんだか顔みたいだぞ。


麺1玉+小ライス+焼売5個で、すっかりお腹いっぱいになり、「ごちそうさま」。
この程度で満腹になるようでは、30分で麺8玉は、どうやら無理そうだ
そういえば、8年ぶりに「餃子無料券」をもらったよ。現在は、お会計千円以上で配布しているらしい。


胃が小さくなった今では無謀だろうが、1度でいいから8玉チャレンジしてみたい。
とりあえず、練習代わりにペヤングの「超超超大盛GIGAMAX」を2個食べてみるかな(←やめた方がいいのでは…)。
       


天下一 立川店
東京都立川市柴崎町3-4-5
JR立川駅より徒歩約2分
営業時間 0時~24時 基本、年中無休
※チャレンジメニューは、45分で16玉、賞金2万円もあり
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