すでに沖縄や北海道などでは地区予選が始まっている、全国高校野球選手権大会。
7月8日には、東京でも東西合同開会式が行われるのだが、
今回の日記は、約2ヶ月前の春季関東大会について。書くの忘れちゃっててね。
今年は茨城開催の関東大会、我が母校は二回戦からの登場で、初戦の専大松戸戦は、10-9の辛勝。
私は二日酔いのため生観戦できなかったのだが、現地で観ていた方に聞いたところ、
エース櫻井が登板したもののボカスカ打たれ、さらに、記録に残らないミスも多発したらしい。
よっしゃ、次の準々決勝は、選手たちを現地で激励しよう(=ヤジろう)と思い、翌日は早起きして水戸へ向かう。
鈍行列車とバスを利用し、約3時間半かけて、試合が行われる水戸市民球場に到着。
入口には、本日の対戦カードと試合の経過、
そして、同時開催の他球場(ひたちなか球場)の結果も掲示してあった。
早実が負けたようなので、到着した早々スカッといい気分。
私が入場したのとほぼ同時に、三高の選手たちが試合前の守備練習を始めた。
ひいきにしている、ファースト金成は…あれっ、いないな。
遠目でもわかる、他の選手より明らかにデカい男が、見当たらないではないか。イヤな予感がする…。
この場合のイヤな予感とは、ケガなどによる欠場ではなく、どこかで投球練習をやらされているのでは? という心配だ。
やがて、本日のスタメン発表。「…4番、ピッチャー金成君」
ほ~ら、イヤな予感が的中!
幸か不幸か、彼の公式戦初先発を、見届けるハメになってしまった。
春都大会の早実戦でもリリーフで投げたが、球はそこそこ速いものの、とにかくコントロールが不安定。
四球ならまだしも、デッドボールでケガでもさせたら、三高の評判が悪くなるし、そもそも相手に申し訳ない。
それでも「金成っ、がんばれよ!」と声援を送ったところで、対霞ヶ浦戦、いよいよプレイボール。
先頭打者にいきなり四球。バントで二塁に送られ初回からピンチを迎えたが、後続を二者連続三振。
身長193cm、体重101kgの巨体から投じられる球は、なかなかの威力とスピード。
私の隣席で観戦していた地元のジイサンは、「はあ~、すげえ球投げっぺなあ~」と感嘆し、
「やっぱ都会モンは、いいモン喰ってっから、立派なカラダしてっなあ」と私に話しかけてきたが、
「イヤ、アイツのデカさは特別です」と返答しておいた。
その後も、毎回のように四死球を出したが、いくつか三振も奪っており、内容自体は悪くなかった。
某スコアラーのスピードガンでは150kmを記録したとの噂も。左腕で150を出す高校生は、全国でも彼だけだろう。
この日は4回1/3を投げ、四死球5、奪三振5、被安打3。ただし、スリーランホームランを打たれたので、失点も3だった。
満塁での押し出しやワイルドピッチなどの不安要素もあるが、あの速球はリリーフとして通用するはず。
エース櫻井の孤軍奮闘と思われていた、三高投手陣の秘密兵器になるかも?
なお試合の方は、金成のあとを継いだ八木がしぶとく投げ、打線も津原のホームランなどで8-6と辛勝。
この日は櫻井を温存したが、守りでの見苦しいミスはなかったし、よくやったのではないかな。
やっぱり私が現地で目を光らせているから、選手も気合が入ったのだろう(←向こうは気にしてないよ)。
ただ、翌日の準決勝・浦和学院戦は、エース櫻井が先発したものの、そこそこ打たれ、
さらにパスボールやエラーなどで失点を重ねる、いつもの負けパターンで4-6の敗戦。
相手の浦和学院は、この関東大会で優勝した強豪だったとはいえ、櫻井で負けたのは残念だ。
夏大会まであと2ヶ月、どこまで調子を上げられるのだろうか…
と、観戦ノートにメモしてから、あっという間に2ヶ月がたっちまった。
その間、練習試合で見た限りでは、櫻井の調子は、あんまり良くなってないねえ。
西東京予選、三高の初戦は15日。もう9日しかないのか…。
ハナシは戻って。水戸市民球場での観戦後は、水戸駅に戻って御食事。
水戸の名物料理に、「スタミナラーメン」ってのがあるので、食べてみることに。
簡単に説明すると、レバー、カボチャ、人参などが入った、ピリ辛のあんかけを乗せたラーメンのことで、
スープ無しで、冷水で締めた麺に直接かけると「スタミナ冷やし」になる。
かつては駅周辺の徒歩圏内には、食べられる店がなかったが、最近、『喜つね』という店で提供していることが判明。
場所は駅から徒歩約3分、雀荘『パイパイ』(←すげえ店名だ)があるビルの1階だ。
こちらのスタミナラーメンは、冷やしとホット、鶏レバーと豚肉から選べるが、私は「冷やしの鶏レバー」を選択。
数分後、店員さんの「熱いので気を付けてください」という言葉とともに、待望のスタミナ冷やしが運ばれてきた。
あんかけの具材は、カボチャ、人参、キャベツ、ニラ、鶏レバー、あんの下には中太の麺が。
※写真ブレて申し訳ない
ピリ辛ではあるけど、カボチャなどから出たと思われる甘味も感じる、面白い味だった。
市内の別の店では、水戸らしく納豆入りなどもあるようなので、好きな方はチャレンジしていただきたい。
観戦者である私自身は、スタミナつけて体調バッチリだが、選手たちはどうなのだろうか。
普段の力を出し切れる状態ならば、早実だろうと東海大菅生だろうと、
西東京には敵なしだと思っているのだが。
クジ運は悪いが、この夏こそは栄冠を勝ち取れ。ガンバレ三高!
7月8日には、東京でも東西合同開会式が行われるのだが、
今回の日記は、約2ヶ月前の春季関東大会について。書くの忘れちゃっててね。
今年は茨城開催の関東大会、我が母校は二回戦からの登場で、初戦の専大松戸戦は、10-9の辛勝。
私は二日酔いのため生観戦できなかったのだが、現地で観ていた方に聞いたところ、
エース櫻井が登板したもののボカスカ打たれ、さらに、記録に残らないミスも多発したらしい。
よっしゃ、次の準々決勝は、選手たちを現地で激励しよう(=ヤジろう)と思い、翌日は早起きして水戸へ向かう。
鈍行列車とバスを利用し、約3時間半かけて、試合が行われる水戸市民球場に到着。
入口には、本日の対戦カードと試合の経過、
そして、同時開催の他球場(ひたちなか球場)の結果も掲示してあった。
早実が負けたようなので、到着した早々スカッといい気分。
私が入場したのとほぼ同時に、三高の選手たちが試合前の守備練習を始めた。
ひいきにしている、ファースト金成は…あれっ、いないな。
遠目でもわかる、他の選手より明らかにデカい男が、見当たらないではないか。イヤな予感がする…。
この場合のイヤな予感とは、ケガなどによる欠場ではなく、どこかで投球練習をやらされているのでは? という心配だ。
やがて、本日のスタメン発表。「…4番、ピッチャー金成君」
ほ~ら、イヤな予感が的中!
幸か不幸か、彼の公式戦初先発を、見届けるハメになってしまった。
春都大会の早実戦でもリリーフで投げたが、球はそこそこ速いものの、とにかくコントロールが不安定。
四球ならまだしも、デッドボールでケガでもさせたら、三高の評判が悪くなるし、そもそも相手に申し訳ない。
それでも「金成っ、がんばれよ!」と声援を送ったところで、対霞ヶ浦戦、いよいよプレイボール。
先頭打者にいきなり四球。バントで二塁に送られ初回からピンチを迎えたが、後続を二者連続三振。
身長193cm、体重101kgの巨体から投じられる球は、なかなかの威力とスピード。
私の隣席で観戦していた地元のジイサンは、「はあ~、すげえ球投げっぺなあ~」と感嘆し、
「やっぱ都会モンは、いいモン喰ってっから、立派なカラダしてっなあ」と私に話しかけてきたが、
「イヤ、アイツのデカさは特別です」と返答しておいた。
その後も、毎回のように四死球を出したが、いくつか三振も奪っており、内容自体は悪くなかった。
某スコアラーのスピードガンでは150kmを記録したとの噂も。左腕で150を出す高校生は、全国でも彼だけだろう。
この日は4回1/3を投げ、四死球5、奪三振5、被安打3。ただし、スリーランホームランを打たれたので、失点も3だった。
満塁での押し出しやワイルドピッチなどの不安要素もあるが、あの速球はリリーフとして通用するはず。
エース櫻井の孤軍奮闘と思われていた、三高投手陣の秘密兵器になるかも?
なお試合の方は、金成のあとを継いだ八木がしぶとく投げ、打線も津原のホームランなどで8-6と辛勝。
この日は櫻井を温存したが、守りでの見苦しいミスはなかったし、よくやったのではないかな。
やっぱり私が現地で目を光らせているから、選手も気合が入ったのだろう(←向こうは気にしてないよ)。
ただ、翌日の準決勝・浦和学院戦は、エース櫻井が先発したものの、そこそこ打たれ、
さらにパスボールやエラーなどで失点を重ねる、いつもの負けパターンで4-6の敗戦。
相手の浦和学院は、この関東大会で優勝した強豪だったとはいえ、櫻井で負けたのは残念だ。
夏大会まであと2ヶ月、どこまで調子を上げられるのだろうか…
と、観戦ノートにメモしてから、あっという間に2ヶ月がたっちまった。
その間、練習試合で見た限りでは、櫻井の調子は、あんまり良くなってないねえ。
西東京予選、三高の初戦は15日。もう9日しかないのか…。
ハナシは戻って。水戸市民球場での観戦後は、水戸駅に戻って御食事。
水戸の名物料理に、「スタミナラーメン」ってのがあるので、食べてみることに。
簡単に説明すると、レバー、カボチャ、人参などが入った、ピリ辛のあんかけを乗せたラーメンのことで、
スープ無しで、冷水で締めた麺に直接かけると「スタミナ冷やし」になる。
かつては駅周辺の徒歩圏内には、食べられる店がなかったが、最近、『喜つね』という店で提供していることが判明。
場所は駅から徒歩約3分、雀荘『パイパイ』(←すげえ店名だ)があるビルの1階だ。
こちらのスタミナラーメンは、冷やしとホット、鶏レバーと豚肉から選べるが、私は「冷やしの鶏レバー」を選択。
数分後、店員さんの「熱いので気を付けてください」という言葉とともに、待望のスタミナ冷やしが運ばれてきた。
あんかけの具材は、カボチャ、人参、キャベツ、ニラ、鶏レバー、あんの下には中太の麺が。
※写真ブレて申し訳ない
ピリ辛ではあるけど、カボチャなどから出たと思われる甘味も感じる、面白い味だった。
市内の別の店では、水戸らしく納豆入りなどもあるようなので、好きな方はチャレンジしていただきたい。
観戦者である私自身は、スタミナつけて体調バッチリだが、選手たちはどうなのだろうか。
普段の力を出し切れる状態ならば、早実だろうと東海大菅生だろうと、
西東京には敵なしだと思っているのだが。
クジ運は悪いが、この夏こそは栄冠を勝ち取れ。ガンバレ三高!