しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

史実を歩く 吉村 昭著 文春新書

2012-11-08 | 評論エッセイ等
「ロボットと帝国」が届くまでのつなぎで読みました。
新書はすぐ読めていいですね。

入手したのは4~5年前 出張先で入ったブックオフで105円で購入。



内容は吉村氏の、作品制作裏話的内容でいろいろな資料・事実を集める過程が書かれています。
独身時代に(この本の出たてなので98~9年頃)会社の先輩がこの本を読んでいて、この本に登場している「生麦事件資料館」に一緒にいったことが懐かしく思い出されました。

内容はそれぞれ興味深く氏の事実に基づいた小説作成過程が垣間見えます。
この本で取り上げられている作品で私が読んだことがあるのが「破獄」のみでその他は読んでいないものでしたが読みたくなりました。
こういった随筆でも吉村氏らしい乾いた文章素敵です。

取り上げられた作品の中では「生麦事件」「桜田門外の変」が特に気になりました。
とりあえず手持ちの本消化が優先なのでしばらくは読まないと思いますが...。


↓よろしければクリック下さい
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿