しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

もうひとつのMONSTER ヴェルナー・ヴェーヴァー 浦沢 直樹著 長崎 尚志訳 ビッグコミック 

2013-03-06 | 日本小説
漫画のMONSTER最終巻にこの本の宣伝があり読了後ついつい買ってしまいました。

普通の本屋さんにはないだろうなぁと思いamazonから購入。

成り立ちからしてそれほど売れなさそうな種類の本のような気がしましたが、奥付を見るとなんと22版!
私と同じようなミーハーがいっぱいいるんですねぇ。

内容は、MONSTERの一連の事件を事実と見立てて、他の事件との関連性に着目したドイツのジャーナリストが事件を追ううちに....というもので一応ドイツ人ジャーナリストが書いたノンフィクションというスタイル

単純なノベライズでないところがミソですが、MONSERと重なる(というか説明している)ところが多く漫画を読んだ直後だと結構まだるっこしい点は多々あります。

チェコ(スロバキア)とドイツの歴史の説明、ヨハンの母やボナパルトの父親の話などは興味深かったですが、もうひとりのモンスターは消化不良というところでしょうか。

まぁ漫画の方も消化不良なんですが、漫画ならいいけど小説ならもう少しなにやらしてもらってもいいような...。

MONSTERの余韻に浸るにはいいですが単体ではいまひとつかなぁという感想。

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