しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

矢野徹コレクション

2015-01-07 | 本リスト
私は読書も好きですが、収集癖もあり一定の作者の作品を集めることがあります。

なかでもそこそこ自慢(?)なのは矢野徹氏の作品群。
(フレドリック・ブラウンのエド・ハンターシリーズを全部持っているのも自慢、あとアシモフのSF作品は全部集めようとしています….)

SF翻訳の世界では大家である矢野徹氏ですが「作家」としては「カムイの剣」ぐらいしか一般的には知られていないんじゃないでしょうか。
マイナーな作家だけに集めている人は「そんなにいないんじゃないか?」と思っています。
(だからどうしたという話ですが….)

とにかく矢野徹氏の著作が昔(小学生時代)から好きでなんとなく集め出してしまって現在にいたっています。
ふと気になり全体の中でどの程度集まったのかなぁと調べてみました。

青色が既読、黄色が所有していて未読です。

手持ち並べてみました♪

著作リストの元ネタはwikipediaなので漏れがあるかもしれません。
例によって青が既読、黄色が所有していて未読です。
未読のものは「何年未読なんだ!」というくらい未読のものも含まれています。
「442連隊戦闘団」などは小学生のとき入手したので30年以上…。

ということで全47冊中、31冊所有 66%所有。

文庫で出ていないものは入手しにくいので「しょうがないかなぁ」と思っているので、あと2冊で文庫はコンプリートです。

入手できていないのが「孤島ひとりぼっち」と「新世界遊撃隊」。
Amazonで調べたら「孤島ひとりぼっち」はプレミアついて2,000円近くする、「新世界遊撃隊」にいたっては引っかかってこもこない。
「孤島ひとりぼっち」大人買いするなら手が出ない金額でもないのですが…。
まぁブック・オフを気長に探そうと思っています。

全部読んでいない私が言うのも何ですが、氏の作品の中では1980年代以降の割とぶっちゃけではちきれている作品群が好きです。
1970年代の「地球0年」や「カムイの剣」はかなり真面目に脱線しないで書いていますが、
「裁くのは誰か?」や「皇帝陛下の戦場」あたりからは吹っ切れたのか、くだけた感じで書かれていて楽しめます。

中でもお薦めは「ネットワークソルジャー」から始まる「連邦宇宙軍シリーズ」
シリーズ3作目までは高橋敏也氏との共作なわけですが、4作目以降矢野徹氏単独となってもスケールの大きい話を矢野氏らしいはっちゃけ感のある展開で進めていきます。

10年位前に読んで記憶もそこそこ新しいので自信を持って言えますが、日本SF史上に残る大傑作だと思う…のですが物凄くマイナーですよねぇ。

「連邦宇宙軍シリーズ」「矢野徹」で検索したら、「宇宙の戦士」私がちょっと書いた記事が5番目に表示された…。
すごいマイナーだ(笑)

集めるだけでなく未読のものは読まなきゃとは思っているのですが、なかなか手が出ません...。
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