しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

英米ミステリーベスト

2014-09-11 | 本リスト
最近ミステリーも(若干ですが…)読み出したので英米のミステリーベストをまとめてみました。(基本自分の買い物用リストです。)

‘12年週間文春海外ミステリーベスト100の時にも書きましたが、英米での評価と日本の評価の大きな違いはエラリー・クイーンの評価ですね。
週間文春のベストでは最多の6作品がランクインしているクイーンが英米では1作もランクインしていない…不思議なものですねぇ。

ということでリスト。
元ネタはwikipediaですのでどこまで信頼性あるかは???ですが…。

英国=1990年英国推理作家協会アンケート

米国=1995年アメリカ探偵作家協会アンケート

いつも同様既読を水色、所有を黄色に塗りつぶしましたが既読もかなり昔に読んだものばかりなので内容はほぼ覚えていません。

海外SFよりさらに海外ミステリの知識はないのでかなりいい加減ではありますがリストを見て思ったことなど。

英米共通で上位(ベスト10)にいる作品が、「時の娘」(英1位、米4位)「大いなる眠り」(英2位、米8位)「寒い国から帰ってきたスパイ」(英3位、米6位)「レベッカ」(英6位、米9位)「月長石」(英8位、米7位)「マルタの鷹」(英10位、米2位)の6作品。

米国1位の「シャーロック・ホームズ全作品」はどうカウントするかですが…。
まぁこれは別格としても、6作品同じものがベスト10入りというのはさすが英語文化圏ですね。
’12年週間文春のベスト10で見てみると、日英ともベスト10に入っているのが「アクロイド殺し」(日5位、英5位)、日米では「シャーロック・ホームズの冒険」(日3位、米1位?)のみ、やはり日本と英米では結構価値観が違うんでしょうね。

といってどう違うかは私ごときにはよくわかりません。
上記に出てくる作品も「寒い国から帰ってきたスパイ」「レベッカ」などは存在すら知らず、既読なのは「時の娘」「アクロイド殺し」「シャーロック・ホームズの冒険」だけです。

作家別で英米両方で3作以上ランクインしているのが、
ドロシー・L・セイヤーズ(英4作、米5作)、レイモンド・チャンドラー(英4作、米4作)、アガサ・クリスティ(英3作、米4作)、ダシール・ハメット(英4作、米3作)の4人
この4人は私も何とか知っていました。
ただしハメットとセイヤーズは最近知りましたが…。

特にセイヤーズは日本での無名ぶりと異なり英米では大した人気なんですね。
ハメット、チャンドラーのハードボイルド路線も人気のようです。

英米どちらかで3作以上ランクインしているのが
ピーター・ラヴゼイ(英3作、米1作)、ジョン・ル・カレ(英2作、米4作)ジョセフィン・ティ(英2作、米3作)グレアム・グリーン(英2作、米3作)

ティは昔「時の娘」を読んでいたので知っていましたが、他の3人は全然知らない。
グリーンは「第三の男」書いているんですね、映画は見ましたが本は知らなかった。

なお’12年週間文春ベストで3作以上ランクインしているのが、エラリー・クィーン6作(英、米0作)アガサ・クリスティ5作(英3作、米4作)アントニー・バークリー4作(英1作、米0作)コナン・ドイル3作、ジェイムズ・エルロイ3作(英、米0作)、ジョン・ディクスン・カー3作(英2作、米1作)
となっています。
私はバークリーとエルロイは全然知らない、ミステリーに土地勘ないのがわかります。

なおクリスティは英米日で人気、大したものです。

などと、ざっと見てみましたがミステリー奥深いなぁ。
ちらちら読んでいくつもりです。

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