テッカ(湯田伸一)の中学受験伴走記

私立・国立中学受験生を応援し続けて37年。
中学受験『エデュコ』を主宰するテッカ(湯田伸一)の応援メッセージ。

1月10日 西武文理中学校の入試激励

2012-01-10 13:54:13 | 中学受験



 近年、個人的には、西武文理中学の第1回入試を皮切りに埼玉県内入試の校門激励を行っています(今日は、他に栄東等の6校にスタッフが手分けして向かいました)。
 今日の、進学教室に通って準備する埼玉県内の中学入試は、92年開校の「城西川越中学」・「栄東中学」、93年開校の「西武文理中学」の3校を皮切りとして形成されてきているものです。それから、あっという間におよそ20年が経過し、埼玉県内で中学入試を実施する私立中学校も計25校を数えるようになりました。
 同校のこの日の出願者は、およそ1600名(内特選439名)で前年を上回る盛況ぶりといえますが、特に、特選に挑む受験生が増えていること(前年の225名に比べると倍増)からは、同校の明確な大学進学教育が評価されていると見ることができます。

 さて、集合時刻は午前9時。集合時刻30~40分前をめどにしてやってくるエデュコ生達を待つため、午前7時30分に学校着。大手塾を始め、多くの塾関係者が既に隊列をなして、受験生を待ちかまえています。受験生たちがどっと押し寄せ始める午前8時ごろには、塾関係者の数も、ざっと数えて180名位だったでしょうか。
 受験生たちは保護者同伴で、鶴ヶ島駅・川越駅・新狭山駅等からバスで一団となってやってきます。8時を過ぎると次々にバスが到着し始め、ほとんど受験生の流れが途絶えることがなくなります。

 8時過ぎ、授業中に示していた場所に一人目の塾生が現れ,その後、8時25分ごろにかけて、今日の受験生10人全員が到着しました。
 「緊張してる?」、「ううん、してないよ」、「じゃ、楽しみな気分だね、母さんとの帰りの待ち合わせ場所は決めた?」、「大丈夫」、「受験する教室の案内図はあるよね?」、「ここにもってる」、「じゃ、席に着いたらゆっくり呼吸してね、落ち着くから」、「教科毎、問題用紙が配られたら、とりあえず、全部を見渡してね」、「分かる問題に対してしっかり回答できれば、大丈夫だよ、わかる問題をしっかり手掛けようね」、「わかってる、ちゃんと解いてくるから」、「うんそうだね。きっとうまくいくよ、頑張りすぎないで」、…
 緊張している様子の子には、「緊張することは必要なことだよ。いい感じがする」、「でも6割得点でいいからね、全部を解きあげる必要はないよ」、「銅メダルでいいから」などと、話しかけます。
 どの子も明るい感じで教室に入って行きました。どんな結果でもいい、のびのびと取り組んで、確かな経験になってくれればいい、それぞれの結果を受けてまた話そう、と思いながら見送りました。
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