エデュコ6年生(20期生)も、9月から開始された学校別特訓の第2週を終え、本番と同じ設定時間で取り組む答案練習会も明日(日曜日)で2回目を迎えます。
学校別特訓は、過去問を材料にしてその回答方法をしっかり身につける事を狙いにしています。例えば、私が担当するクラスの国語の記述回答練習は、こちらが回答枠組みを示したうえで、順番にそれぞれの回答を読み上げ、個々の回答を正していく授業になりますが、まるでゼミのような緊迫感が漂います。
思うように書けないもどかしさや悔しさ、他人の回答からの刺激などその緊迫感は、これまでの授業とは比較になりません。リードするこちらが、罵倒したりすることはないのですが、真剣に問題と向かい合う子どもほど、悔しくなり涙をこらえきれなくなります。
先週のこのクラスでは、16人中3人が、今週は2人が涙を塾友に見られないよう踏ん張っていました。
きっと、上手になれます。人前で泣いてもかまいません。決して恥ずかしいことではありません。見栄を張らず、自分に正直に自分と向かい合う姿は、周りから尊敬されます。
周りの目も、例えると、「部活で、泣きながら頑張る仲間を見守る目」に変わっています。共通理解をもった塾友と一緒に力をつけていきましょう。
答案練習会での様子も同様です。毎年、第1回目の日には、答案が返却されると合格規準点と自分の結果を比べて、人目をはばからず泣きだす子がいます。当然、周りに涙を気付かれないように足早に変える子も少なくなく、そのような子は一人になった時に泣いています。
その一方では、悔しさを敢えて見せず、気分を変えて笑いを浮かべて帰っていく子もいます。確かに、他人の前で、感情を抑えきれないことは、かっこ悪いかもしれません。
でも、繰り返しますが、塾友に対してその必要はありません。むしろ、笑ったりすると、塾友からは、意志が希薄で自分をごまかす人と見られます。そればかりか、本当に、自分に甘くなってしまうかもしれません。
「練習で出来ないことは、本番でもできない」といえるでしょう。このように考えれば、練習で出来ない時、笑うわけにはいきません。共通理解をもつ塾友の中で、自分をさらけ出し、泣きながら頑張りましょう。
きっと、希望の学校に通う権利を手にできるはずです。
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