滋賀県のフォーラム事業、6市町村最後のアウトリーチは愛荘町(愛知川と秦荘が合併)。比較的昔からありそうな名前で二つの町名を合わせたようには感じられないけれども、秦荘と愛知川は違った文化を持った街のように感じた。歴史が豊富なエリアでは、隣町といえども違いを感じるところはある。とはいえ、音活で学校に行くときには、学校が一定の全国共通の地盤をもった社会になっているという、近代国家としては理想に近い教育が行き届いていることを感じざるを得ない。知識レベルが全国共通であることは良いことだと思うけれども,寂しくもある,と言うべきか。クラシック音楽のように比較的グローバルな価値観を持った芸術を持ち込むときにはこういう標準化は良いことかもしれないが・・・
昨日は秦荘西小、今日は愛知川東小。FIVE BELLSの5人組は,比較的安定した運びのアウトリーチを展開した。ただもう少し聴く側に立って話を作り込めるかもしれない。ちょっと豊富なアイデアがもったいないと思うところがあった。そこは結局自分をどう掘り下げるか,ということにかかっているのだけれど・・・・。でも金管(ラッパ9という楽器は子どもに対して威力がある事を再確認した。