児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

いわきのプレオープン(アリオスで乾杯)

2008年03月22日 | いわき
いわきアリオスは4月8日にオープンするのだが、3年ほど続けてきたダイアモンドプロジェクト(イベント大賞も取った市民企画)の人たちに、プレオープンのアープンハウスを企画してもらおうと言うことになって、市民が今日明日といろいろとイベントを仕掛けている。ありがたいことに今日は全国的に天気が良く、いわきも春らしい良い天気である。朝10時から人が続々と来ている。チケットカウンターも人が切れるということがないような状態。演歌からクラシック、演劇までいろいろと行われるアリオスでの企画(主催に限らないが)が着実に売れている。何度も言うけれども市民の期待感は高い。
昨年の今頃はちょうど旧の市民会館が取り壊される直前で、市民会館さよなら企画をやっていたのだが早いものである。
目玉のイベントは、今日はBBBBのワークショップとコンサート、明日は仮屋崎省吾のフラワーデモンストレーション&トーク。
面白いのは、災害時の模擬体験を行うこと。コンサートの途中で、舞台と客席の居電気が消えて・・という事を実際に体験してもらおうというもの。
市民が中心になっているのだけれど、スタッフも総出でのイベントである。



出雲市での浜まゆみさん

2008年03月22日 | 各地にて
出雲市での浜まゆみさんのアウトリーチに付き合った。浜さんは久しぶりである。
彼女のアウトリーチは、あれだけからだが小さいのに、天性の明るさと元気さが聴き手を元気にするのがよくわかる。
5年前にやはり出雲でやったのを思い出した。今回も出雲市科学館でサイエンスショーとのドッキング企画を行ったが、ますますいろいろと工夫をして来ているのがよくわかる進行。それと、ピアノの羽田さん(旧姓大橋さん)が、積極的にアウトリーチに参加してきているのが大きく変わった点。ピアノの説明などなかなか堂に入ったものだった。
中川君のピンポン球はすでに有名であるが、彼女はピンポン球ではなく発泡スチロールのサイズの違った球を利用して弦の振動を伝えていた。こっちの方が弾ける様子がわかるとともに、ピンポンよりもずっと楽であることがよくわかった。小さい玉はピアノの穴に入り込んでしまうので、塞がなくてはいけないことを除けばこちらの方がやりやすいのではないか。力もいらない感じがするし・・・。(ピンポンでは翌日の授産施設で浜さんがマリンバで使って、鍵盤の振動を伝えていたのが印象的)
アウトリーチの面白さを感じる演奏家たちが、常に自分の周りにあることをそれに結びつけて考えている事がよくわかった。こういうのも大事なことに違いない。
コンサートでは、5年前に田中白石組と絵本の読み聞かせをやってくださった藤原さんとまたお会いした。今回は動物の謝肉祭の語り。今日いわきでダイアモンドプロジェクトの企画があるために本番には付き合えなかったのだが、昨日夕方ホールでのリハーサルを聞いて独特の語り口が懐かしかった。