児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

東京

2006年07月19日 | 徒然
久方ぶりに東京に2週間近くも(出張無しで)滞在していると、東京のテンポについていけないのではないか、と考えてしまいます。これを年齢の問題と考えるのが本当なのかどうか・・・。まず、東京にいるとするべき仕事の種類が妙に多いのです。あれもこれも、とあるので何か一つくらい落ちていることが良くありますよねえ。それも、自分から飛び込んでコミットするようなフェスティバルとかの仕事の多さとは種類が違う。今年は私のまわりでは「変化の年」のような流れがありますので、特にそう思うのかもしれない。少なくとも、今年4月から肩書きが3つ増えているわけですからテンポが速くなるのも無理はないか。

年齢の衰えというのは、まず一番に決断力に現れるというのは、中国歴史の権威である宮崎市定さんがある本に書いている(南北朝の某皇帝をあらわしています)のですが、最近の自分をみていると案外あたっているような気がします。人に話すと「またあ」と言われる訳ですが、突発事の判断は別として、通常時の機敏さが落ちてきているのはまちがいない。こういうのがじわじわと効いてくるのだろうなあ。

とはいえ、気をつけて自分を鼓舞しておかないといけないのでしょう。