児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

昭和音大今年最後の授業

2006年07月10日 | 徒然
前期の最後の授業が終わりました。
1時限とはいえ、毎週授業が追っかけてくるのは思いの他大変だということに気がつきました。この感じは隔月で原稿を入れることになっていた岐阜メルサホール以来の感覚です。毎週4時間とか持っている先生達は偉いものである、という感想です。
最後の回だったので、これからプロデュースなどをしていくときの気構えとして「プロデューサー10の力」というのを解説付きでみんなにおまけに配り、学校から「無理にやらなくても良いですよ」と言われていた、自分の講義のアンケートもして帰ってきました。
プロデューサー10の力は、分析力、想像力、創造力、行動力、調整力、洞察力、持続力、瞬発力、集中力、魅力。そんなに能力があったら気持ちが悪いのですけどね・・。
アンケートでは、私は見ないからけちょんけちょんに書いても良い、といったのですが、どうだったのでしょうか。しかし、いくら見ないと言っても、自分の授業中にアンケートをとれば、ちょっと悪くは書きにくいのだろうなあ。曽田さんのブログにあったように「理屈っぽくてむかつく!」とでも書いてくれるとおもしろいのだけれど。
まあ、生徒からの評価があるということは、有る意味良いことだと思います。そのうえ、アートマの先生としては「そんなアンケートはしたくない」とは絶対に言えないというのが宿命ですね。
今年初めてだったので、いろいろと思うところはありました。授業方法もまだいろいろと工夫できると思うので、もしクビにならなければ来年は講義の部分を若干参加型にするとか工夫していくことも考えたいと思います。いずれにしろ、今年は厚木で遠いのを我慢したので、来年は新百合の新校舎でやらないと・・・・。