児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

バズ・ファイブ、芝浦工大で吹く

2006年07月11日 | アウトリーチ
トリトン・アーツ・ネットワークは今年から、その活動範囲を少し拡げて、江東区南部(特に豊洲、東雲の方)でのコミュニティ活動をしていこうとしています。NPOを申請に行ったときに、あんまり地域限定だと良くないと言われたこともありますが、晴海を中心とした沿岸という発想からすると、豊洲などは明らかに一番近接した地帯なのです。
豊洲は今年以降数年の間、新しい高層マンションなどの開発が目白押しで、一気に人口が増えるところだと言うこともあります。
その第1弾として、豊洲に移転してきた芝浦工業大学との連携というのはずっと前からやりたかったこと。今日は主に学生を中心に聴いてもらうということで、昼やすみの時間にカフェテリアで金管5重奏を聴いてもらいました。ランチタイムということで、後ろの方の方は、音楽よりも食事という人も居ましたが、明らかに楽しみにしていたであろう学生(多分吹奏楽をやっている人ではないかな)が熱心に聞いてくれたので一安心。このカフェテリアは学食なのですが、一般の方が入ることを特に制限していないようなので、昼休みのあとの時間は幼稚園児とお母さんの30人くらいのグループが来て、食事をしていました。微笑ましい。
バズは、小学校などでは抜群の進行を持っているのですが、今日のような環境では少しとまどったかもしれない。ちょっと話が長かったかな。でも、こういう環境ではやはり金管は圧倒的に強い。良い時間でした。学校の方の対応も非常に親切で、スタッフ一同本当に感謝です。その上、演奏家とスタッフは学食でごちそうにまでなってしまいました。ここの料理はなかなかいけますし、何しろ安い。おすすめです。
芝工大ではまた暮れにも一つ計画があります。年間数度ではありますがTANのサテライトのようになり、いい関係が出来ることを祈っています。