拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

文末に華を*゜ー゜)つ 

2007-02-08 20:30:53 | 日記
少し前まで私は人にメールを送る際、絵文字顔文字を一切入れなかった。どんなタイミングでどんな絵文字を入れりゃあいいのかよくわからなかったし、ずらりと並ぶ絵文字一覧から使いたいものを選ぶのも面倒だし(ソフトバンクの絵文字無駄に多すぎ。他の会社はどうなんだろう?)、第一恥ずかしい。メール本文に星やらハートやらを挿入して人に送るのには物凄く抵抗がある。というわけで高校1年で携帯を使い始めた頃からずーっと使わずにいた。
人から貰うメールを見て「おぉ、なんか絵文字色々使ってるなぁ」と思うことはしょっちゅうだったが、自分が送る分には絵文字顔文字無しで全く不都合がなかった。だがある時、メールし始めて間もない人に「…怒ってる?不機嫌?」と返信されてきた事があった。そう指摘されて始めて、自分の送るメール本文はかなりそっけないものだと気付いたのだった。その時は「別に全然不機嫌じゃないけど」とだけ本文に書いて返信したのだが、相手はその返信メールにすら「冷ややかさ」を感じたそうだ。
「冷ややか」と言われてもそれでも絵文字を使う気にはなれなかったが、最近は顔文字ぐらいなら少々使うようになった。使ってみると、なるほどこれは便利かもしれない。何か頼みごとされた時や誘われた時、これまで「いいよー」の4文字で済ませていたが、文末に例えば「(*д*)」なんかを挿入することで、なんとなく楽しさが生まれる。手軽に可愛いさをプラスできる…って今更だよね、普段から顔文字活用してる人から見れば。
とにかく最近「もっと早く使っておけばよかったなぁ」と軽く後悔している顔文字だが、私が使うのは主にたった二種類である。

「(*д*)」と「*゜ー゜)つ」。

前者は某友人の影響で使いはじめ、後者はネットかどっかから引っ張ってきたもの。この二つの中から状況に合ったものを選択して使っているが、その線引きはあまりにも曖昧だ。「(*д*)」は嬉しい時も驚いた時も、そして何でもないときも使えてかなり重宝している。
「ねむいよー(*д*)」
「しらないよー(*д*)」
「好きー(*д*)」
「嫌!(*д*)」
…便利だ(笑)。ある意味百面相である。
「(^0^)/」や「(:_;)」などの王道の顔文字は、なぜか照れ臭くてまだ使えない。嬉しい時、悲しい時に使える便利な顔文字であることはわかるが、そういう気持ちをメールでストレートに表現するのは照れる…。実生活でも自分の感情をわかりやすく表出させるのは苦手だからね。故に笑ってんだかなんだかわかんない「(*д*)」は本当に役に立っている(may99さんありがとー)。
結局私にとって顔文字はメールしてる時の気分を表すのではなく、本文に花を添えるだけの存在なのかもしれない。でもあんまりごちゃごちゃするのも嫌なので「(*д*)」と「*゜ー゜)つ」のシンプル顔文字二進法。「*゜ー゜)つ」などは使い道が本当に不明なので何の脈絡もなく、文末に思いつきで挿入することが多い。…あ、お茶出す時とか使うね。
*゜ー゜)つ旦

余談だが、最近流行ってるギャル文字、あれもメールを楽しくするためにやってるのだろうが、あれ、私が高校生の頃に流行らなくてよかったー。周り見てるとギャル以外の子も普通に「ぁたUわ」とか使ってるもんな。絶対馴染めん。「デコメール」なんて言語道断ですよ。


●今日の一曲
「time will tell」/宇多田ヒカル
初期の宇多田はあんまり聴かないけどこれは好きだ。宇多田の曲の中でおそらく最もまろやかな声質で歌われる「♪きっときっときっと~」はシビれます。