拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

音楽/ニュース/コント/金ダライ/ダム/絵心/料理/前世

2007-02-03 23:59:12 | テレビ
ミュージックステーション
ニュースステーション
パパパパパフィー
マシュー'sベストヒットTV
タモリ倶楽部
稲妻ロンドンハーツ
ぷっすま
愛のエプロン
オーラの泉


これは私の知る限りでの、L'Arc-en-Cielのメンバーが出演したことのあるテレビ朝日の番組たちである。ここまで幅広く色んな番組に出まくったミュージシャン、多分ラルクぐらいだし、これらの番組全てに出演したタレントすら殆どいないのかもしれない。新旧のテレ朝の番組にやたらと出演した、実はテレ朝と蜜月なラルク。今日は彼らがこれらの番組でどのように立ち回ったかを振り返ってみたい。

●ミュージックステーション
この番組は基本というか、出て当たり前だろう。昨年の秋でトータルで40回目の出演を果たした彼ら。過去のMステプロデューサー(中村という人)がラルクファンだったこともあり、テレ朝の番組に偏って出まくることに繋がったのかもしれない。Mステのブログを見ると現在のスタッフにもラルヲタがいるらしく、新曲も出してないのに3時間スペシャルに出た昨年の秋のような妙なことが起きたのだろう。

●ニュースステーション
2000年夏、PVでラルクの4人が踊りまくるという衝撃の演出が話題となった「STAY AWAY」の宣伝のために出演。あのPVを地上波で初公開したのはニュースステーションである。今でこそ筑紫哲也の番組に椎名林檎や電気グルーヴ、氣志團の綾小路が出る等、ニュース番組にミュージシャンが出演することも珍しくなくなったが、ラルクNステ出演は当時本当にビビりました。誰もが考えつかなかった斬新な戦略で大成功しているバンドに迫る、という内容で、出たのは全員ではなくhydeとtetsu。「ヴィジュアル系」と呼ばれることへの反発についてtetsuが真剣に説明してたのが印象的。対してhydeは「周りの人がそう呼ぶならしょうがないよね、みたいな諦めがある」と語っていた。

●パパパパパフィー
hydeとkenが出演。hydeプロデュースでヤクザ映画コントなどをやっていた。荒々しい脚本に対してのんびりした口調で指示を出すhyde…。あと、秋の味覚争奪UFOキャッチャーで松茸などを取ってたね。

●マシュー'sベストヒットTV
hydeとkenが出演。ちなみに「マシュー」とは藤井隆が扮する外人。ラテ欄に書かれた「こんなラルク見たことない!」という宣伝文句の通り、週刊誌袋とじ早開け対決や金ダライロシアンルーレット、人間ボウリングなど体を張った企画に挑んでいた。金ダライの餌食となりバラエティー番組の洗礼を受けたhydeだが(金ダライが彼の頭上に直撃。マシューいわく「hydeさんでこんなに衝撃映像が撮れるなんて思わなかった」)、番組前半で披露したチェッカーズの「ジュリアに傷心」熱唱は素敵だったぜー。

●タモリ倶楽部
ken一人で出演。かねてから「ダム好き」を公言しており、日本全国津々浦々のダムを観光しているkenがタモリとダムの放水の映像などを鑑賞しながらダム談義に花を咲かして大盛上がり。この番組の中で、kenが映画『ホワイトアウト』の撮影に参加したという話題が。織田裕二と松嶋菜々子主演の巨大ダムを舞台にした映画。この映画の話を聞いたタモリが、ダム好きのkenをエキストラとして出演させる事を映画スタッフに交渉してくれたらしいのだ。しかし救急隊員の一人という役で撮影したkenの出演シーンは完成した映画ではカットされ、ガッカリしたそうな。ちなみにkenはダムだけでなく、手づくり紙飛行機飛ばし大会の回にも出演した。

●稲妻ロンドンハーツ
99年に、番組の最後にアルバム『ark』『ray』収録曲を毎週一曲ずつ披露するという企画で出演。この頃のロンハーは黎明期だったので今とは番組内容がかなり違っていた。格付け企画などはなく、「彼氏のためにヤルキッス」や「スティンガー」等、基本的には素人参加型のちょいと下世話なバラエティー。下品だということでPTAによく槍玉にあげられておりました。なぜこの番組でラルクが曲を披露していたのかは謎。

●ぷっすま
hydeとkenが出演。「記憶力絵心クイズ」でユースケ・サンタマリア、そして草剪画伯と対決。基本を押さえたソツの無い無難な絵を描くkenとユースケに対し、幼少時代から本気で画家を目指していただけあって、異様に精密な完成度の高い作品を連発するhyde。そして「相変わらず」な草剪画伯。hyde楽勝かと思われたゲームだが、ラストのお題「ボビー・オロゴン」を彼は知らず、わけもわからず「ボビー」のイメージからアフロヘアの外人を描いてしまい草剪画伯にすら敗北していた。

●愛のエプロン
tetsu一人で出演。梨花らエプロンガール達の作った珍料理を食して苦悶の表情を浮かべていた。ていうか何故これに出たんだろう。司会のTOKIO城島とは仲が良いようだが。

●オーラの泉
tetsu一人で出演。「ミュージシャン以外でなりたかった職業は?」という問いに「不動産屋」と答え、美輪明宏に珍しがられる。また前世は「愛を全く知らずに生まれて死んで行ったヨーロッパの不幸な捨て子」と江原に言われる。そんな前世故に「人をなかなか信用できないのでは?」と問われ、同意しながら「人間不信な自分」を語るtetsu。なんだかなぁ…とテレビ見ながら思いました。このころからtetsuは一部のファンに「utsu(鬱)」と呼ばれ始める。

追記
先日バイト先に入ってきたタカアンドトシのタカ似の社員さん、本当に良い人だ。もうすぐバイト辞めるって時にこんな良い人に出会うとは…残念だわー。

●今日の一曲
「BLUE」/宇多田ヒカル
今でも愛聴しまくりのアルバム『ULTRA BLUE』の三曲目。好きだぜ、宇多田。