拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

先生なら原稿クシャクシャに丸めてポイする感じですか?

2006-02-22 17:32:05 | 日記
自分の部屋などで一人でボケーっと考え事をしていて、自分が昔やってしまったかっこ悪い・恥ずかしい失態をふと思い出してしまった時、人はどんな行動をとるだろうか。思わず「あぁ…!」等意味不明な事を小さく叫んだりしないだろうか。若しくは急に立ち上がって意味もなく部屋をうろうろしてみたり意味もなくテレビのリモコンいじってみたりステレオのボリュームを上げ下げしてみたり。メモ帳パリってやぶいて捨ててみたり。そんな不可解な行動をとらないだろうか。私はとる。くだらない発言で周囲の空気を冷やした思い出。全力疾走したもののぎりぎりで電車に乗れなくて思わず周囲の視線を気にしてしまった思い出。電車のトビラにマフラー挟まれた思い出。その他、恥をかいた記憶がふっと頭に浮かぶと、私はじっとしてはいられない。「ダメだ、そんな記憶掘り起こすな!」と脳に指示を出すような感じでついつい先述のヘンな行動をとってしまう。もう少し行動の根源を分析してみると、「あの発言したとき皆固まってたな…いや、でもそんなこととっくに忘れてるだろう!あーでも今振り返っても本当に恥ずかしい思い出だな…勘弁してくれよ、消したいよー!」そしてメモ帳パリッ、クシャクシャッ、ポイッ、みたいな。あら、ということは無意味に見えるヘンな行動にはちゃんと意味があるってことだな。こういうことするのは私だけでは絶対ないはず。ほとんどみんな無意識にやってるんだと思う。恥ずかしい思い出を消すためにさらに恥ずかしい行動をとる。その行動をもし他人に見られたらもうどうしようもないくらい恥ずかしいだろうな。取り返しつかない。奇人認定されちゃう。みんなやってるはずなのに。家族とかでも嫌だ。
なんとなくだけど漱石先生ってこういう行動凄く頻繁にやってたイメージがあるなー。