L'Arc-en-Cielのボーカリスト、hydeの1stソロアルバム『ROENTGEN』を狂ったように聴いています。4年前の3月に発売されたこのアルバム、購入以来定期的にこのような、狂い聴きの時期が訪れます。とにかくまあすばらしいんです。心が安らいでいる状態で聴くと、さらに安らぎが深まります。そのまま素敵な夢が見れそうな、心地よい睡眠に落ちていけるような気分になるんです。でも、気分的になんとなく落ち着かないときに聴くとどんどん心を揺さぶられる。高揚してくるというか。聴いている間中鼓動が激しくなるというか。意味もなく部屋をウロウロしたくなってしまう(『こころ』の先生みたい!)。
『ROENTGEN』は、聴く者に、現実にはありえない夢のような風景を見せてくれる。聴く者の感情を大きく大きく揺さぶる。聴いている人間に対してここまで異化をもたらす音楽ってなかなか無いんじゃないでしょうか。特にヒットチャートに入るようなものの中には。偏見無しでこの音楽に向き合ってくれる人が少しでも増えればいいのにな、とこのアルバム、そしてL'Arc-en-Cielを聴くたびに思うのです。この世界にハマれた人って本当に幸せだと思いますもの。ソロ1stシングルだった、とことん切ない3曲目「EVERGREEN」は病みつきになって何百回と聴いたな、当時。一日中そればかり聴いてた。とりあえず、サビに狂気じみた覚醒を促す力を秘めている(ような気がする)「A DROP OF COLOUR」「NEW DAYS DAWN」、夢にまつわる恐怖と暖気を感じさせる、ブリッジの部分が鳥肌ものの「SHALLOW SLEEP」を聴いて欲しいぞ。
そういえばこのアルバムが出た2002年3月、「ロッキングオンジャパン」に、今まで謎に包まれていたhydeが自ら半生を振り返ったインタビューが掲載された。それまでずっとシークレットで通してきた生年月日や出身地までサラっと告白してたのが印象的だった。ロッキングオンには色々と思うことがあるけど、あの時は心から「すばらしい記事をありがとう!」と伝えたかった、編集部に。編集部というか、当時編集長だった、実は大のラルクファンの鹿野氏に。
『ROENTGEN』は、聴く者に、現実にはありえない夢のような風景を見せてくれる。聴く者の感情を大きく大きく揺さぶる。聴いている人間に対してここまで異化をもたらす音楽ってなかなか無いんじゃないでしょうか。特にヒットチャートに入るようなものの中には。偏見無しでこの音楽に向き合ってくれる人が少しでも増えればいいのにな、とこのアルバム、そしてL'Arc-en-Cielを聴くたびに思うのです。この世界にハマれた人って本当に幸せだと思いますもの。ソロ1stシングルだった、とことん切ない3曲目「EVERGREEN」は病みつきになって何百回と聴いたな、当時。一日中そればかり聴いてた。とりあえず、サビに狂気じみた覚醒を促す力を秘めている(ような気がする)「A DROP OF COLOUR」「NEW DAYS DAWN」、夢にまつわる恐怖と暖気を感じさせる、ブリッジの部分が鳥肌ものの「SHALLOW SLEEP」を聴いて欲しいぞ。
そういえばこのアルバムが出た2002年3月、「ロッキングオンジャパン」に、今まで謎に包まれていたhydeが自ら半生を振り返ったインタビューが掲載された。それまでずっとシークレットで通してきた生年月日や出身地までサラっと告白してたのが印象的だった。ロッキングオンには色々と思うことがあるけど、あの時は心から「すばらしい記事をありがとう!」と伝えたかった、編集部に。編集部というか、当時編集長だった、実は大のラルクファンの鹿野氏に。