相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」の西側クヌギゲートより入った「森の木展望台」のある「芝生広場」のほぼ中央を仕切る様に「サルビア・レウカンサ」が二つの塊となって植栽されている。花期は8月下旬~11月中旬。9月も初旬となってやっと紫色の花穂が開花し始めた。あと10日ほどたてばもっと鮮やかさと華やかさを増すと思われる生長具合である。この花は中央アメリカ原産で日本へは明治時代後期に渡来。シソ科の半常緑多年草の植物で背丈は1~2m、横幅80~150cm。葉は灰緑色で細長く、葉脈が目立つ。花径2㎝程度の唇形花を多数穂状の紫の花は萼片でフェルトかビロード生地のような毛が生えて軟らかいことから「ベルベットセージ」とも呼ばれる。咢その先からにょっきりと白や淡桃、赤紫の小さ花をつける。花の少ないこの時季、寒い冬が到来するまで咲き続ける「サルビア・レウカンサ」の美しさを堪能したいものである。(2309)




※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます