町田市本町田に「町田三天神」の一社として地域内外の多くの人々から崇敬されている「菅原神社」は鎮座している。江戸期初頭の寛永7年(1630)近郷の大沢氏が天神像を奉安し、この地を寄進して本町田の鎮守とした。明治35年(1902)国の施策により千眼天神社、大六天社、七面社、稲荷社、白山社の五社を合祀し、その後も菅公のご神徳と氏子崇敬者の篤い信仰により今日に至っている。主祭神は学芸の神として広く知られる「菅原道真公」である。「赤い鳥居」を潜ると春には桜トンネルとなる参道を進むと急こう配の石段が続く。正面に平成24年8月改修工事が竣工し、 江戸天明期以来237年ぶりに、新拝殿となった。本殿は一間社流造である。社殿の前に「神楽殿」、更に平成29年3月竣功した「参集殿」、境内左の小丘に「愛宕社」が祀られている。また東京都旧跡である「井手の沢古戦場」が建っている。悠久の歴史深かさを今も残す神域である。(2506)







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