相模太夫の旅録=Tabi Log

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赤不動と呼ばれている「江の島大師」

2021-12-21 07:57:24 | 寺院
藤沢市江の島に赤不動と呼ばれている単立の寺院「江の島大師」は鎮座している。当大師は鹿児島の「高野山真言宗最福寺」の関東別院として平成5年(1993)に創建された。開山は池口恵観。本尊は赤不動と呼ばれている「不動明王」で室内にある像としては国内最大の高さ6mの威容を誇る。江嶋縁起によれば江の島は欽明天皇13年(552年?)に海底より隆起して生まれたとされ、弘仁5年(814)には弘法大師空海が岩屋に参拝し社殿を創建したとのを起源とする神仏習合の「金亀山与願寺」があった。明治維新期の廃仏毀釈や神仏分離令により、与願寺の神道部分は江島神社となって存続する一方で、寺は廃され僧侶は全員僧籍を離れて神職となった。江の島大師は島から仏教寺院がなくなって百数十年を経た平成5年(1993)、昭和39年(1964)に廃業した旅館「江の島館」跡地に、鹿児島市の最福寺関東別院として創建された。サムエル・コッキング苑前から江島神社奥津宮へ続く道左側に「寺号標」が構えられ左右に「不動明王像」が建てられている。左側には子育観音像が。「本堂」は寺院らしからぬ天井がドーム状のコンクリート造りである。進行方向の矢印に進むと本堂内右に寺務所受付があり左手に赤不動とよばれている「不動明王」が中央に祀られている。その左右に童子立像が並んでいる。(2112)
 
 
 
 





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