相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

曹洞宗大本山「諸嶽山総持寺」威容!!

2013-10-27 09:16:28 | 寺院
横浜市鶴見に曹洞宗大本山「諸嶽山総持寺」はある。奈良時代、行基によって能登国櫛比庄に諸嶽寺として創建さる。本尊は「釈迦如来」である。元享2年、後醍醐天皇より「曹洞陽紫出世第一道場」の綸旨を受けて官寺、大本山となって曹洞宗を公称。明治44年に鶴見に移転。なんと大きなお寺であろう。50万㎡という広大な敷地に参道最初の建物は総門「三松関」をはじめ、さらに進むと鉄筋コンクリート造りの大きな「三門」(1969年建立)、境内には「仏殿」(1915年竣工)、「大祖堂」(1965年竣工)をはじめ多くの堂宇があり、そのほとんどが有形文化財になっており大本山らしい風格を漂わせている。三松閣と香積台も見事。先ずは仏殿へ。大雄宝殿とも呼ばれご本尊の釈迦牟尼如来を祀ってある。与謝野晶子の詩「胸なりてわれ踏みがたし水よりすめる大友宝殿の床」とある。水色の瓦葺形の銅板屋根を持つ「大祖堂」の本堂客殿、待鳳館は此処の迎賓館である。徳川家の書院を移築。住持・禅師の表方丈の間であり書院の「紫雲臺」。勅使門であった「向唐門」、長さ152メートルの「百軒廊下」、朝をあらわすと言われる金鶏門、放光堂から衆寮に通じる回廊にある「鐘鼓楼」、各界の著名人が多く眠る墓所の一角に「石原裕次郎のお墓」がある。石碑には「美しきものにほほえみを 淋しきものに優しさを たくましきものにさらに力を すべての友に思い出を 心の夢醒めることなく」とある。聖地では自ずと己と正面から向き合うことになる。(1310)















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