川崎市多摩区枡形、東生田、長尾、および宮前区初山にある都市公園(総合公園)である「生田緑地」入口から右手を坂を上っていくと標高84メートルの「枡形山の頂上広場」に出ることができる。四方は容易に寄りつけないような断崖で囲まれた要害の地を形成している。広場の中央には和風建築的な展望台が聳えている。一階には能楽の舞台がありおおよそ展望台らしくないが、鎌倉初期に稲毛三郎重成が居城としていた。早速エレベーターで展望台に上がるとそこには多摩川から東京方面のビル群、東京タワーや東京スカイツリー、筑波山、横浜ランドマークタワーそして天気がよければ富士山が360度の風景が見渡せる。永世元年、北条早雲がここに陣を構え山内秋顕定と戦った跡とは思えないくらいの静けさである。(1706)











※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます